「独自性がありすぎて評価がしづらい」ザ・ザ・コルダのフェニキア計画 kozukaさんの映画レビュー(感想・評価)
独自性がありすぎて評価がしづらい
ウェス・アンダーソン監督の作品は今まで何となく好みではない気がして、足が遠のいていたのだが、今回はそこそこ評価が高く、ベニチオ・デル・トロが主演ということで鑑賞。
結論としてはやはり好みではなかった。
コメディとしての独自の世界観は確立されていて、好きな人は待ちに待った作品。そうでない人は全く興味なし。そういう作品なのではないか。
ただ、根底にあるのは家族のつながり、父と娘のつながりの話でそのあたりは分かりやすかったのではないか。
そして、収穫は修道女見習いの娘、リーズル役のミア・スレアプトン。父親ザ・ザ・コルダとリーズルの掛け合いは映画を引っ張っていく役割を果たしていた。
終幕に向けてどんどん父親に似ていく娘。ラストは何と微笑ましい。
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