「クスっと笑えるハリウッド俳優コントかな」ザ・ザ・コルダのフェニキア計画 minavoさんの映画レビュー(感想・評価)
クスっと笑えるハリウッド俳優コントかな
ウェスアンダーソン監督作は1本も観てないけど、ベニチオデルトロが主役だから観に行きました。
ベニチオデルトロは、よくアクション映画に出てきて、いい人か悪い人かわかんない役回りで、結果的にめちゃくちゃいい人やん!って感じのキャラがハマる役者ってイメージ。ウディハレルソンもそういう役多いけど、ウディハレルソンが陽とすれば、ベネチオデルトロは陰の魅力がありますよね。チョイ悪というか、だいぶ裏がありそうな素敵なおじさんです。なんかノラ猫というかドラ猫顔なんですよね。
そんなおじさんが、悪徳金満ビジネスマンで、暗殺者とかアメリカ中心の西側諸国に目をつけられる中、うちを飛び出して修道院に行った娘を呼び戻し、最後のダム建設事業を離脱しそうになってる支援者を説得するために自家用飛行機で飛び回る話。
冒頭から乗ってる飛行機が爆破テロに合うというハイスパートなギャグから楽しくスタート。
こないだみたバカリズムさん脚本の映画みたいに、役者の細かい演技でクスっと笑える小ネタが連続するタイプ。
有名な俳優もひとネタのコントのために使い捨てる贅沢さ。
スカヨハはまあわかるけど、トムハンクスとかウィレムデフォーとかほんの一瞬くらいの出番で、カンバーバッチはメイクでほとんど顔隠れてる😆
打ち切りになったけど、好きなドラマだった「ウエストワールド」でキーマンだったアーノルド博士役のジェフリーライトを初めてスクリーンで見れてよかった。こっそり応援してます。
なんか感動させようとかいっさい思ってない、壮大なコントを見た感じでした。
基本、チャーミングなおじさんの冒険劇として楽しめましたよ。
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