「いつものウェス・アンダーソン節だが、今回は面白さについていけなかった。」ザ・ザ・コルダのフェニキア計画 MJoeさんの映画レビュー(感想・評価)
いつものウェス・アンダーソン節だが、今回は面白さについていけなかった。
主演は「新藤兼人100年」のイベントで広島にも来られたプエルトリコ出身のベニチオ・デル・トロ。このほかトム・ハンクス、スカーレット・ヨハンソンらそうそうたる俳優陣。
ウェス・アンダーソン独特の世界観とパステルカラーの明るいトーンとちょっとしたファンタジーの世界、そしてあっさり人が死んだり闘いのシーンも。個別のシーンはその映像を楽しめたが、全体のストーリー展開にはその面白さについていけなかった。話す英語も私にはとても早くて聞き取れず。ネイティブが見ると面白い言い回しでもっと楽しめるのだろうが。結局、よく内容を理解せずに終わってしまった感じ。でも、お客さんは結構たくさん入っていたので、コアな映画ファンには受けたのだと思う。
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