「ミニマムなビートをリフレインし続ける先で生まれる高揚感のある音楽。それに近しいものがある。」ザ・ザ・コルダのフェニキア計画 モトコさんの映画レビュー(感想・評価)
ミニマムなビートをリフレインし続ける先で生まれる高揚感のある音楽。それに近しいものがある。
正直、ここ数作のウェスアンダーソン監督の作品は私の理解が追いつけていない。
意味がわからない、眠くなる、着いてこれない。
しかし、抑揚の少ない淡々としたリズムの作品は、ミニマムなビートをリフレインし続ける先で生まれる高揚感のある音楽に近しいものがある。
心地良いものではないが、クセになる。そんな作品だ。
ここ数年の作品は、あの高揚感が得られるのか否か非常にギリギリのバランスのものが多く、自分を試されている気持ちになる。
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