「ジャー・ジャー・コルダ(劇中ではこう聞える)」ザ・ザ・コルダのフェニキア計画 sugsyuさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャー・ジャー・コルダ(劇中ではこう聞える)
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父娘2人の強烈なキャラ(とことん不死身な富豪父親と、ナイフを構えるのがやたら様になる尼僧娘)と、奇怪にして美麗な背景、そしてエンドロール(洋画で珍しい横スクロール!)まで決まりまくった劇伴を愉しむ映画。お話は割とゆるく一本道で、父娘の和解に終わるのでウェス・アンダーソン作品としては呑み込みやすい部類だろう。靴箱で章立てする意味が薄いとか、カンバーバッチとのラストバトルはなんなんだ…とか、そもそも父親の悪辣さが十分に描かれてない、とか文句のつけようはいくらもあるが、そういう細かい点はまぁいいじゃないか、と言いたくなるような、チャーミングな映画であった。豪華俳優による突然のバスケ勝負!
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