劇場公開日 2025年9月19日

「オーウェンとともに書いてくれ」ザ・ザ・コルダのフェニキア計画 みげさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 オーウェンとともに書いてくれ

2025年9月20日
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鑑賞方法:映画館

難しい

幸せ

ストーリーを凝ろうとしすぎな印象。
自分の理解力が無いからかもしれないが、ストーリーの前提がよく分からず詰んだ。
オーウェン・ウィルソンと一緒に脚本書いてた頃のあんな感じの映画が見たいなあ。

オーウェン・ウィルソンの話になってしまうが、彼には主要キャストとして出演してもらいたいものだ。
彼の軽薄さがウェス・アンダーソン作品に深みを与える重要な要因だと、最近の作品を観て感じる部分である。

本作の感想に戻ろう。
ストーリーは自分には合わなかったけど、画はやっぱり凝ってるよねっていう感じだった。
天井が異様に高いあの部屋の全体を映すことでミニチュアかな?と思わせたり。今作は遠近法みたいなのが多めな印象だった。
あと、ビンタされた目線の先に呆気に取られてるジェフリー・ライトがいるというシュールな笑いを誘うあのシーンがお気に入り。ウェス・アンダーソン作品でお馴染みの「高速パン」とそこに「笑い」をかけ合わせた新たな映像表現を確立している気がした。

なんだかんだでウェス・アンダーソンは好きだし楽しめたので星4。

みげ
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