「期待通りのウェス・アンダーソン的コメディ」ザ・ザ・コルダのフェニキア計画 ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
期待通りのウェス・アンダーソン的コメディ
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ザ・ザ・コルダの命の狙われ方がエグいのだが
どんなピンチに陥っても死なないところが、もはやコメディであり、
面白さでもある。
娘の修道女リーズルの登場により、画面は華やぐし、
秘書ビョルンとの恋模様なんかも描かれて、
その結末にも目が離せなくなっていく。
修道女スタイルじゃないリーズルもとても魅力的。
やはり見どころは、さまざまな俳優との対峙シーン。
トム・ハンクス、スカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチ、
もうこれだけでお腹いっぱい。
ウィレム・デフォーもちょこっと出ているし、他の豪華俳優陣の共演も楽しい。
この監督の作品は好みが分かれるとは思うが、
画面の構図や色味や舞台感・セット感など、目で楽しめるので、
これだけでも一見の価値あり。
ラストは、大富豪から料理店のシェフになっているザ・ザ・コルダと
いっしょに働く娘リーズルにほっこりした。
※リーズルを演じたミア・スレアプレトンは、ケイト・ウィンスレットの娘、、、
ということは、本作をきっかけに初めて知った。
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