「いろいろとモリ過ぎかな…」ヤマトよ永遠に REBEL3199 第四章 水色の乙女(サーシャ) ころころさんの映画レビュー(感想・評価)
いろいろとモリ過ぎかな…
クリックして本文を読む
サーシャと翼中心のストーリー回で、戦闘シーンなどは控え目な章でした。
サーシャは大きくなったので、行動や性格が描き出され始めたけど、どこか富野版ガンダムシリーズに登場するガチャガチャしたヒロイン像に。さては福井さん、そういうのやってみたかったのかな…?
後半2つの戦闘シーンで、古代とサーシャが信じるとか信じないとか精神感応的に乗り切るシーンがあったけど、フワッとエモーショナルに振り切り過ぎてて違和感を禁じ得ませんでした。昨今のマニアックな裏設定的なSF作品へのアンチテーゼなのかも知れませんが、極端に根性論側に振り切り過ぎかな…。
ガルマン星の場面で敵方として登場したラム将軍は渋い軍人として描かれていて、この先、重要な役割になりそう。この将軍、この先の活かし方次第ではけっこう面白い配役になるかも…。
全体的に多数の勢力や要素を盛り込み過ぎてる感じで、新規ファンはもちろん、旧作ファンさえ置いてけぼりになるんじゃないかと懸念してしまいます
。
ちなみに映画館の席は朝イチ回だったからか、ほぼ貸し切りの様な状態。まだ公開1週間でこれはショックでした。
そうした状況にあることを含めて、内容を冷静に評価すると、大好きなヤマトであることを考慮してもせいぜい2点あたりかな…?個人的には求めている方向性と乖離が大きくて、積極的にオススメできる点数は付けにくかったです。
今までヤマトリメイクに低い評価をしたことは無かったですが、いくら好きブーストをかけても残念でした。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。