「結末は知っている。その背景が知りたかった。」ハルビン さとうきびさんの映画レビュー(感想・評価)
結末は知っている。その背景が知りたかった。
安重根。伊藤博文の暗殺者として歴史の教科書に記されていた一行。
東北アジアの凍るような風を感じる広大な雪景色を舞台に、様々な人種の思惑が交差する様を丹念に描き出しています。
歴史の教科書の一行が秘めていたドラマを堪能した2時間でした。
人はなぜ、何かを守るために人を殺さなければならないのか…
予告編で印象的だった凍った河を歩くシーン。
その河はどこだったのか?
お楽しみに。
壮大な撮影スケールですが、そもそもこのテーマは日本人と韓国人以外は興味ないのでは?というところから日本人役がほぼ日本人ではないことなども制作費が絡んでいるのかなと下世話なことが気になってしまいました(笑)
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