「紋切型で退屈」ハルビン Rosalindさんの映画レビュー(感想・評価)
紋切型で退屈
韓国映画なので安重根をヒーローにするのはまぁいいけど、映画としては、対話場面の切り返しショット・照明その他すべて紋切型でとても退屈だった。
一種の国策・国揚映画だろうが、韓国国民の心が一つになれる程のクォリティがあるかと言えば、そうとは思えない。
『ルノワール』(早川千絵)を見た後はあまりいい印象を受けなかったが、こういう紋切型映画を見た後では不思議と『ルノワール』をもう一度見たいという思いに駆られた。
“映画の枠”に収めようとする映画と、“映画の枠”から自由になろうとする映画の違いがそうさせるのだろう。
あと、リリーフランキーの伊藤博文、ショボ過ぎるだろが―――っ!(笑)
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