劇場公開日 2025年11月7日

旅と日々のレビュー・感想・評価

全168件中、41~60件目を表示

5.0この映画のよさを表現できず、自分の文才のなさに絶望する

2025年11月18日
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鑑賞方法:映画館

何と居心地よい映画だろう。
第一部というべき、海に関する物語は、ストーリーらしきものは十分に描かれないまま、唐突に終了する。ここで圧倒的なのは、河合優実さんの存在感だ。その後、幕間と言うべき、現実パートを挟み、舞台は冬の雪山へ移る。
ここからの第二部が最高である。
シムウンギョンさんと堤真一さんの何気ない素朴なやり取りがシアター内の笑いを誘い、事件は大ごとになることなく、穏やかに終わりを見せ、一つの旅路の終焉を見せる。

「ケイコ目を澄ませて」は岸井ゆきのさん目当てで見たものの、静寂の中で息づく情念のようなものに心を打たれました。
「夜明けのすべて」はウェルメイドなつくりになりながらも、他の映画では絶対に見られない柔らかな空気感と関係性が描かれております。

三作目はシュールで実験的でありながらも、独特とテンポ間と空気感、そしてユーモアさにあふれている居心地のいい映画でした。
三作とも全然違う作風ながら、三宅唱さんという監督らしさを明確に感じられるものです。
過去作も見返したいし、本作も何回か足を運びたい。
そして、次回作も楽しみにしています。

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よして

3.5どちらかと言えば玄人向け作品だと感じた

2025年11月18日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

癒される

この映画は「つげ義春」の世界観や映像美を鑑賞する方が合っているのだと思うのですが、如何せんストーリー的には尻切れトンボの印象が否めなかった。エンディングタイトルが出て「えっ?これで終わり?」と思ってしまった。あまり起承転結を求める作品ではないことはわかるのですが、つげさんの世界観の下地が無い人には正直あまり楽しめない気もしました。イタリアの映画祭で最高賞を獲ったんですよね。イタリアでこうしたロードムービーが評価されるのも何となくわかります。はるか昔に「ストレンジャーザンパラダイス」が流行った時に消費ブームのパーツ?みたいに騒いでいる人が周りにたくさんいました。この作品は賞も獲ったしアチコチで取り上げられていますが同じようにならないことを祈ります。それだけ「つげ義春」さんの世界は広く深く玄人向けだと言えるのかもしれませんが。

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hey

3.0つげ義春と旅

2025年11月17日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

癒される

つげ義春が好きなのだが今作はまさにつげ節全開
今作を観賞して物足りない人も多いだろうし
刺さる人には物凄く刺さる作品だと思う
「リアリズムの宿」が大好きな自分にとって
このさざ波のような作品は癒し効果がありあっという間に見終わってしまった

序盤に個人的お気に入りの神津島の赤崎遊歩道が出てきて感傷深かった
つげ義春が訪れた場所の聖地巡礼もいいかも

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よう

3.5傷ついた言葉

2025年11月17日
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鑑賞方法:映画館

日本では、傷ついた時にどうして東北へ行くのだろう。
険しい山、硬く締まったように感じる海、朴訥な人々、突き放されているようで見守られているようなそんな感覚が傷心の人びとを招くのだろうか。

この映画は主人公である脚本家の李(シム・ウンギョン)は自身に迷いがある。自分が書いた
脚本に自信が持てず才能が無いと自嘲する。
彼女が書いた脚本の映画世界は暖かく気候の良さそうな島なのに台風で大雨が降り、大風が吹き、海は荒れ、魚の死骸や土左衛門により死が想起される。
冷たい世界。彼女は映画の中に自分を観ている。
恩師が亡くなり形見として貰ったカメラを持ち旅行に出ることを思い立ち山形へ。
雪の積もる山形は風が強く寒いが、手に取った雪は白く冷たく優しい。
そこで出会う宿屋の主人(堤真一)は何があったか詳しくは語られないがいろいろあったようで時の止まったらような茅葺き屋根の家で 1人で宿屋を営んでいる。
人生を達観しているのかと思ったがそんなことはなく、本当にしょうもない親父である。
しょうもないが人の温もりを感じさせてくれる。

李はこう独白する。「日本に来た時の驚きや恐怖はなくなり、感じたことは全て言葉が追いついた」(この引用は正確じゃないと思うがこんなかんじのこと)。
脚本家であるということもあるだろうが彼女は言語による観念的な視点で世界を見ている。シム・ウンギョンはそんな李の姿をよく演じている。
全てに言葉が追いついたと言う割には、彼女は自身に関わるごく簡単な質問に答える際に言葉を詰まらせ即答できない。言いたいことがあるのに言葉に出来ない。
この映画には日本語、イタリア語、韓国語、山形弁、そして李の韓国人として第二言語として学んだ日本語が存在する。
李が感じる言語的で観念的な混乱を山形での触覚と行動の体験が回復させる。
観客も彼女と同じように五感を刺激され記憶にある自然世界の感触を思い出すだろう。

彼女は自分で思うほど自分を言葉に出来ていない。
自分が何であるのか。
それを見つけられる気がするから人は旅に出る。

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紅の猫

3.5画作りや脚本に驚きはない。 三宅監督だから撮れた!というショットが...

2025年11月17日
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画作りや脚本に驚きはない。
三宅監督だから撮れた!というショットが少ない印象。図ってか図らずか、俳優の映画に仕上がっている。
スランプに陥った脚本家が"言葉"と"世界"との距離をはかる。シム・ウンギョン、河合優実、堤真一の演技が素晴らしい。

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えーが宅

3.5味わい深い。 仕事をしていて適性や才能と向かい合ったことがある人に...

2025年11月17日
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味わい深い。
仕事をしていて適性や才能と向かい合ったことがある人には響く。
そうでなくても独特な空気と時間の流れを持つ作品なので
流れていく日々に
一旦止まって休憩を置く、呼吸を整える、切り替えるにぴったりな映画だなと思った。

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とりから

4.0無力を感じる力

2025年11月17日
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原作つげ義春というところからして、なんともまぁ凄いものに挑戦したものだと、監督に脱帽。撮影も大変だったのではないかと想像します。
「ねじ式、赤い花」の解説を糸井重里さんが書いているがそのタイトルが「無力を感じる力」。うまいタイトルだと思いました。

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mugirin

4.0冒頭のハングルの筆記シーンで同期完了

2025年11月16日
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 原作は未読(だと思う…)、原作者について少しだけ。
 読んでるこっちと作品世界とが地続きになっちゃう強い錯覚を覚えるのがつげ義春の真骨頂に感じていて、起承転結とか伏線とか、テーマとかが全くないわけでもないが、そうしたことがどうでもよく貪り読んでしまう魅力に堪えない無二の作家です。
 監督もそれがやりたかったのかな。知らんけど。

高級鯉料理。夜間の行軍。深呼吸中の肺のような海。カットはほどほどのやつを適当につないどったらええねん。ほんだら話のひとつやふたつ書けるやろ。

あら不思議。みたいな?

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満天

3.0太ももと膝小僧

2025年11月16日
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河合優実さんのちょっと短すぎませんか?と思うスカートからあらわになる太ももと膝小僧が画面いっぱいのためそれに夢中になってしまって全く話を覚えていないが、すごく良かったと思っている
佐野史郎が双子で登場し
流石にこの設定は何か意味があるだろうと思ったが結局意味は無かったすごくシュールだがそれは笑ってしまった

「ケイコ目を澄ませて」を観た上で
この監督の作品ならばと思って観に行ったのだけど
何か心奮うようなものは無いが自分に嫌気が差したり自信が無くなってる時に観たら少し肩の荷が下りるような気がする心にやさしい映画でした

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sasaki

3.5独特の世界観。

2025年11月16日
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難しい

映像効果のためか映画館のせいかわからないが、全体的に画面が暗くて何だかよくわからなかった。生粋の東北人のワタシだが、ボソボソとした訛が所々よく聞き取れなかった。でも堤真一さんはホントに東北の山奥のオジイにしか見えず、凄いと思った。原作がつげ義春だけあって、暗さと侘しさが伝わってくる映画だが、主演のシムさんは好感がもてた。

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渡り鳥

3.0良い映画とは

2025年11月16日
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鑑賞方法:映画館

旅と日々、まさに題名通りの印象。特別何か面白いとか感動したとかいったことはない。でも、何かいいもの見せてもらったなと感じた。作中にいい映画とは?という問いかけがあったが、自分にとっては見終わったあと余韻に浸れる時間が長いほどいい映画ではなかろうかと思う。なの本当に良い映画かどうかは時間がたたないと実際のところはわからないのだろうなと。日々仕事とそのストレスに追われている自分にとってはとりあえず明日から頑張ろうと思わせてくれた。
(内容はそういった感じでもないのですが・・・。)

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nagaduki

3.0難しいことは考えず、スクリーンを眺めていよう。

2025年11月16日
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ここ3ヶ月精神的に不調で、映画鑑賞する気が起きなくなっている。ただ、週刊文春の映画評価があまりにも高かったので鑑賞してみた。

特別大きな事件が起こらない。人生の迷路にはまり込んでしまった人間が描かれている。気楽に見たらいい。残念ながら、私の心を癒やしてくれなかった。映画のように行かないのが、人生だ。

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いなかびと

3.0何も考えずにゆったりと観るといい

2025年11月16日
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癒される

 どういう意味かと考えずに、気楽に観ると良い。特別なことは何もなく、余韻も残らないが、嫌な気持ちにはならない。疲れた心を癒やすにはちょうど良い作品。

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セイコウウドク

3.5河合優美が出てきた前半は耐えられたが、後半は眠くなってしまった。。

2025年11月16日
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前半は、ある韓国人女性脚本家の書いた脚本の映画の映像と、脚本家の女性の話が交互に進む。
脚本は韓国語、心の中の言葉は韓国語、日本にいる彼女が実際に話す言葉は日本語。
そして後半は、その脚本家の旅が描かれる。

河合優美が出てきた前半は耐えられたが、後半は眠くなってしまった。
予告がすべてだったかな。
それ以上、超えることはなかった。

河合優実は良いですね。
決して美人じゃないけど、雰囲気のある女優さん。
『少女は卒業しない』を劇場で見て以来、『ひとりぼっちじゃない』『あんのこと』『ナミビアの砂漠』『八犬伝』『敵』『悪い夏』と映画館で見てきた。
彼女目的で見に行った映画も多い。
それ以前に劇場で見た『僕は、線を描く』『ある男』にも出ていたみたいだけど存在を認識していなかったので気づいていなかった。
ドラマの『ふてほど』で大ブレイクして、もはや知らぬ者がいない大女優という感じですね。

エンドロールでチラッと山形という文字が見えたからロケ地は山形なのでしょう。
あの古民家宿はさすがに存在しないでしょうね。
日本昔話に出てくるような雰囲気。
都会の人のイメージで田舎の雪国の宿として使われたんだろうけど。。
外国人が描く日本のように、北国の人間としては違和感を感じた。

そして、もっと旅感を出して欲しかった。。
旅を感じるシーンが少なかった。
電車に乗ってるシーンとか、旅で来てるって感じが欲しかったかな。

昔、退職する上司が『旅に出ろ、街に出ろ、人と会え』と書いた色紙を記念に事務所に置いていった事がある。
それ以来私の中で『旅』は重要な人生・生活の中での一つの要素となっている。
『旅』とはなんぞやと考えさせる映画なのかと期待して行ったのだが。。

三宅唱監督の『ケイコ 目を澄ませて』『ケイコ目を済ませて』は映画館で見て面白かったと記憶している。
次回作に期待したい。

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はりー・ばーんず

3.5昔話に迷い込んだような

2025年11月16日
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斬新

旅というより、まるで自分が昔話に迷い込んだような作品でした。現実感が無いような、でも現実のような、境界線が曖昧なところが不思議で、どこかにあの世感も感じられ。

暗い暗い東北の冬と夜、観客の想像力が掻き立てられて作品にマッチしていましたね。

李は、観光地には行かずに川を眺めたりしているのかあ。だから、どこか昔話的なのかも。インスタ映え目的で撮影をしていなかったのもいいなあ。

シム・ウギョン、堤真一、河合優実、寓話的な作品の人物に溶け込んでいて良かった!

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ミカ

5.0「映画を見ることは旅と同じだ」

2025年11月16日
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知的

癒される

 シム・ウンギョンさんが韓国人でありながら日本語で脚本を書く
豊かな自然、厳しい自然、そこにふれることができるのが旅
「言葉」「まとう言葉」「裸の言葉」
「感情」「裸の感情」
「とらわれる人生」「とらわれる人生に必要なもの、旅と映画」
これらのことを考えながら書いてみました。
以下、私の感想文を読んでください。

【映画感想文】
 李は脚本家で夏の物語の映画の脚本を書いている。書く、すなわち「言葉」で物語を作っている。映画の中で李が脚本を書いた映画が上映される。

 真夏の太陽がさんさんとふりそそぎ、白い雲が空に漂っている。女性が島を歩いている。三叉路にさしかかったとき、一方向に進みだす。資料館に入り写真をながめる。河合優実が演じるこの女性はこの間一言も「言葉」を発しない。彼女は自分で「感じた」まま方向を決め写真を心の中で「感じて」いる。

 彼女は立ち入り禁止の地域に入っていく。その時林を揺るがすほどの暴風が吹く。そこを通り抜けると砂浜に出て男と出会う。二人は並んで座るが「言葉」は最小限だ。日が落ちる、夜が更ける、雨が降ってくる。

 翌日台風が襲う。二人は再会し男は大しけ海の中にいる。女はもっと沖へと指で合図する。そして・・・。この映画は「言葉」は少ないが男女の心情が自然の描写と相まって見る者の「感情」を揺さぶる映画になっている。

 脚本家の李はどこまでト書きで情景描写したのか。上映会が終わった後、観客とのQ&Aがおこなわれるが、李は質問に明確な答えを言えない。それは彼女が書いた脚本と映画が乖離していることではなかろうか。上映された映画は会話、すなわち「言葉」が非常に少ない。見る者は映像を視覚と聴覚で「感じる」だけだ。

 映画を見終わって韓国人の李は言葉の持つ弱さを思い知ってスランプに陥る。彼女が自問自答する。最初は何事も先に「裸の感情」でとらえていたものが、いつしか「まとう言葉」の檻にからめとられてしまっていると。李は親しくしていた人が亡くなり遺品としてカメラをもらう。部屋から電車が走るところをシャッターを切る。なぜ彼女は撮ったのか。「言葉」は不要だ。ただ撮りたかっただけだ。それが「裸の感情」だ。このシーンは非常に重要な意味を持っている。

 李はカメラを持って旅に出る。雪深い北国。ホテルが満室で遠いところの旅館しか空きがない。雪の中をただただ歩く、橋で帽子が飛ばされ慌てて拾う、なんとか旅館に着く。旅館はぼろい。老人が一人、個室もない、布団を自分で敷き、寝る。ここまでのシーンで「言葉」が出てくるのは老人とのたわいのない「裸の会話」だけだ。映画は彼女の「行動」と五感で感じる「裸の感情」しか撮らない。しかし彼女の「裸の感情」は表情の微妙な変化や仕草によって、見事にスクリーンに映し出され見る者に伝わってくる。

 夜中、二人で沼に鯉をとりに行くシーンでも李はカメラを持っていく。二人が歩く「行動」と鯉をとろうとしている「行動」、諫める李と老人の「言葉」はわずかだ。見る者は彼女と老人の五感で感じる「裸の感情」と「行動」を映像で「感じて」いる。

 映画館で映画を見るという行為はまさに映像を視覚と聴覚で心の中で「裸の感情」で「感じる」だけで、その時「言葉」は存在しない。この映画は作り手が伝えたいメッセージを、情景描写と人間の「行動」「感情」を映像として、見る者がしっかりと「裸の感情」で「「感じる」ことができる。それゆえ見る者は旅で「裸の感情で感じる」主人公の李、シム・ウンギョンと一体化する幸せを与えてくれる稀有な体験をうみだしてくれる。

 旅は「行動」と「裸の感情」と「裸の言葉」だけで事足りる。だから李のようにリラックスし、まとっている人生から「再生」していくのだ。映画を見る者もたえず「裸の感情」で「感じる」ことで現実社会から「再生」している。映画を見ることはまさに旅と同一なのだ。

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かな

4.0脚本家の女性, 納得のゆく作品を書こうとするものの,行き詰まりを感...

2025年11月15日
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知的

難しい

脚本家の女性, 納得のゆく作品を書こうとするものの,行き詰まりを感じ.

映画は大きく2つのパートに分かれている様子.
前半は、この脚本家さんが手掛けた映画の映像. ビーチでの男女の会話劇.
後半は, この脚本家さんご自身が, 煮詰まって冬に旅に出たところ. 埋もれそうな雪山で, 得体のしれない宿主さんのところに転がり込んで過ごす数日間.

どちらのパートも, 描かれる天気が厳しくて. 大しけの海, 豪雪の山奥.
映像が総じて光量が控えめ.
音楽も, 時折流れる不協和音といい, 不穏さを増していました.

脚本家さんや, 出てくる人々もワケアリで
暗い中での自分探しのような. 考えることの多い作品でした.

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woodstock

3.5好きなタイプの映画ではなかった。

2025年11月15日
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斬新

シム・ウンギョンが好きなので鑑賞。賛否あると思うけれど、わたしの場合、もう一度映画館に観に行こうとは思わないので、この点数かな。

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あくび

2.0これから観ようと思ってる人は読まないで🙏

2025年11月15日
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もう一度いう
これから観ようと思ってる人は読まないで🙏

『旅と日々』タイトル通り何か起こるわけでも無い作品
そこがいいのでしょうが… かくかくしかじか
とってつけたようなあざとさで置かれたモノや切り貼りされたシーン わかる?いいでしょ?わかる?みたいな声が聞こえてきそうだ リアルさを追求しようといろいろ凝って逆にありそうで無い無い👋 山の奥のおやじはこんな格好でこんな住まいのステレオタイプ?いやいやよく見りゃお洒落じゃん?前半のつげ義春の方が河合優美出てるだけまだマシだったか⁈

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kanapopo

3.5つげ義春の海辺の叙景が不吉な感じの拭えないは良いが、映画内映画の海...

2025年11月15日
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鑑賞方法:映画館

つげ義春の海辺の叙景が不吉な感じの拭えないは良いが、映画内映画の海辺に伝わる感情が遠のいているのかな

ほんやら洞は嬉しかった

ゆっくりウンコするといいよは削られていたが、やはりしんみりといい

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すぅ
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