「河合優美が出てきた前半は耐えられたが、後半は眠くなってしまった。。」旅と日々 はりー・ばーんずさんの映画レビュー(感想・評価)
河合優美が出てきた前半は耐えられたが、後半は眠くなってしまった。。
前半は、ある韓国人女性脚本家の書いた脚本の映画の映像と、脚本家の女性の話が交互に進む。
脚本は韓国語、心の中の言葉は韓国語、日本にいる彼女が実際に話す言葉は日本語。
そして後半は、その脚本家の旅が描かれる。
河合優美が出てきた前半は耐えられたが、後半は眠くなってしまった。
予告がすべてだったかな。
それ以上、超えることはなかった。
河合優実は良いですね。
決して美人じゃないけど、雰囲気のある女優さん。
『少女は卒業しない』を劇場で見て以来、『ひとりぼっちじゃない』『あんのこと』『ナミビアの砂漠』『八犬伝』『敵』『悪い夏』と映画館で見てきた。
彼女目的で見に行った映画も多い。
それ以前に劇場で見た『僕は、線を描く』『ある男』にも出ていたみたいだけど存在を認識していなかったので気づいていなかった。
ドラマの『ふてほど』で大ブレイクして、もはや知らぬ者がいない大女優という感じですね。
エンドロールでチラッと山形という文字が見えたからロケ地は山形なのでしょう。
あの古民家宿はさすがに存在しないでしょうね。
日本昔話に出てくるような雰囲気。
都会の人のイメージで田舎の雪国の宿として使われたんだろうけど。。
外国人が描く日本のように、北国の人間としては違和感を感じた。
そして、もっと旅感を出して欲しかった。。
旅を感じるシーンが少なかった。
電車に乗ってるシーンとか、旅で来てるって感じが欲しかったかな。
昔、退職する上司が『旅に出ろ、街に出ろ、人と会え』と書いた色紙を記念に事務所に置いていった事がある。
それ以来私の中で『旅』は重要な人生・生活の中での一つの要素となっている。
『旅』とはなんぞやと考えさせる映画なのかと期待して行ったのだが。。
三宅唱監督の『ケイコ 目を澄ませて』『ケイコ目を済ませて』は映画館で見て面白かったと記憶している。
次回作に期待したい。
ハリーバーンズさん、もしかして、つげ義春の『ほんやら洞のべんさん』をご覧になっていないのでは?
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