劇場公開日 2025年11月7日

「この監督だから、という期待を持って」旅と日々 chikuhouさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 この監督だから、という期待を持って

2025年11月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

観たい映画を選ぶ基準の中で、監督をあげられる方は多いと思う  三宅監督というだけで期待値は上がるし、海外の映画祭での評価を聞けば、なおさら注目度はあがる
原作があれば、その原作のファンやイメージに作る側も観る側にも「期待」が高まる
もちろん評価や興行成績に迎合して欲しくない、という監督ファンの方は多いであろう
しかし本作、11月2つのまったく異なる話をつなげることで、本来なら生じる「矛盾」が昇華されていたと思う
脚本家の人生観、彼女を取り巻いている人々が彼女に及ぼした影響、他人の人生ではあるのだけれど、観ている者に「他人事」で終わらせないものがあるようにも思う
佐野さんや堤さんの安定感、こういった映画で存在感のある足立智充さんもよかった
(11月13日 イオンシネマシアタス心斎橋にて鑑賞)

chikuhou
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