劇場公開日 2025年11月7日

「ところどころのシーンにモヤっと……」旅と日々 ニコラスさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 ところどころのシーンにモヤっと……

2025年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

つげ義春さん原作の漫画なので、舞台は昭和後半なのかなぁ、だとすると新島・神津・式根島などは空前のブームが訪れた時期に近いだろうけど、それにしては海辺(今回は神津島がロケ地)に賑わいが感じられず、先ずそこでモヤっと。
それに主役の脚本家(シム・ウンギョン)さんの鉛筆の握り方にモヤ、夏男がビーチで茶色の靴から履き替えた不ぞろいのビーサンとサンダルにモヤモヤ。
なかなかストーリーに集中できません。
それでも堤真一扮する宿の主人との絡みが始まるとジワリ、面白みが出てきました。
立ち寄った食堂のメニューに「おばこラーメン」とあったので東北地方(秋田でしょうか
)なのでしょう、朴訥な語り方が染みてきます。
まあ結局、人生って特筆すべきドラマは誰もが経験するものではなくて、小さな日々の積み重ねが各々の経験となり、その人を形成していくものなのでしょうね。
「ケイコ 目を澄ませて」とは異なる作風で、幅の広い監督さんだなぁ、なんて思いました。

ニコラス
ノーキッキングさんのコメント
2025年11月10日

共感ありがとうございました。
私も鉛筆の握り方が気になったのですが、あの宿の中では、鉛筆も箸使いもフツーでした。総じて、演者にとっては難しい芝居だったとおもいます。

ノーキッキング
トミーさんのコメント
2025年11月10日

共感ありがとうございます。
オープニングと後半で、鉛筆の握りが違ってましたね。
氷漬けのコイ哀れ、炙られて恨み顔。

トミー
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