劇場公開日 2025年11月7日

「70点。上手く表現できてると思う。」旅と日々 RAIN DOGさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 70点。上手く表現できてると思う。

2025年11月11日
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鑑賞方法:映画館

昔のことだけど、ライブハウスで働いていたロック好きの先輩に『ねじ式』を教えられ、つげ義春の作品集を買ったので原作の漫画は読んでいます。

本作のベースになっているのは『海辺の叙景』と『ほんやら洞のべんさん』という短編です。

原作は2つとも短く別々の話なので、別々の話が2話入ってるのかなと思ってたら、上手く1つにまとめてあってアレンジで膨らませてあります。

『ほんやら洞のべんさん』に出てくる主人公は日本人の男性で漫画家だったけど、アレンジで韓国人の女性で脚本家になってます。

その脚本家が書いた物語が、原作だと『海辺の叙景』にあたる話で、劇中劇という形になってます。

この『海辺の叙景』パートには河合優実さんが出てますが、彼女の気だるそうなアンニュイな感じが作品に合ってて、とても良かった。

主人公の脚本家を演じるのは韓国の女優シム・ウンギョンで、監督の大ファンだった彼女が、作品に出たいと言ったらしく、それが実現したとのこと。

つげ義春に韓国?と思わないこともなかったけど、邦画が好きじゃない自分が、海外の人が出てるから観てみようとなった、本作を観たキッカケでもあります。

予想してたより良くて、昭和感みなぎる原作の世界観を上手く表現できてると思うし、なつかしい日本の原風景みたいな美しい画がホント素晴らしい♪

終わり方も終わりの画も良かった。

昭和を生きた人には特に響くと思う、郷愁に胸を打たれる映画です。

もう1回観ます♪

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