政党大会 陰謀のタイムループのレビュー・感想・評価
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【”現れて、撃って、死んで、リピート!”今作は、タイムリープ映画の傑作”ALL You Need is Kill"もビックリの、インド宗教ポリティカルアクションタイムリープコメディなのである。】
いやあ、今作、面白かったっす。
主人公のカーリク、147Mの中で、何回死んだんだろう。クスクス。
今作が、”ALL You Need is Kill"もビックリなのは、政党大会で、州知事を殺そうとする悪徳政治家の腹心、悪徳警部ダヌシュコディもカーリクが死ぬと、一緒にタイムリープしちゃう設定だよね。
テロを止めるために頑張るカーリクが、最初は殺される事を繰り返すのだが、徐々にタイムリープの使い方を覚えて、マズい展開になると自ら死んでリセットすると、悪徳警部ダヌシュコディも”ガバッ”とベッドで目が覚めて、暗殺計画が上手くいかない事に悔しがる姿が、笑えるのである。
永遠に10月10日を繰り返す二人。クスクス。
カーリクが死ぬ度に、何が起きるか知っている事で、強くなっていく様の描き方は、正にインド版”ALL You Need is Kill"なのであるが、流石インド映画なのは、そこにコミカル要素と宗教要素をキッチリと入れ込んでいる所である。
<最初にテロップで、”途中、音声が入らない部分もあります。”と出るのだが、2021年公開の今作はそんな些細な(ほんのチョビッとだけだしね。)事は全く気にならない、タイムリープ映画の傑作”ALL You Need is Kill"もビックリの、インド宗教ポリティカルアクションタイムリープコメディなのである。>
■インド映画には珍しいNG集がエンドロールで流れる所も、嬉しかったな。
インド映画も色々やってくるな
最初のタイムループまでが長いよね。
「タイムループをどう抜けるか?」を観たいんだから、早くループしてくれよと思っちゃう。
でも、ここで意味なく踊ったりして、インド映画の伝統を踏まえてるんだよね。そこがいい。
それでタイムループが始まって、敵のアジトで大暴れしてくところは《オール・ユー・ニード・イズ・キル》だね。楽しかった。
「どうやって抜けるのかな?」と観てたら、なんと、敵側もループの記憶が残っているという。
ここが発明だったね。
自分だけにループの記憶があるなら、相手を出し抜けるけど、相手もあると毎回だましあいになる。
ループの中で起きてるできごとを伏線回収していって、きれいにまとめたね。
納得。
その中にムスリムとヒンズーの融和っていうテーマも織り込んできて、良かった。
ラストは続編含みで飛行機に戻しちゃったけど、あれ、病院で目覚めるところに戻さないとだよね。
タイムループという使い古されたアイデアに一手間くわえるとグッと面白くなる。
それをインド映画がやってくるのがすごいな。もう踊って派手なアクションしてってだけじゃないね。
インド映画らしい
暗殺事件に巻き込まれた青年が死んでタイムループするSFアクション。
映画ネタが散りばめられニヤリ。
理由が神の思し召しはいかにもインド映画らしくイスラム教徒の青年が主人公なのも今のモディ首相のヒンドゥー教至上主義をチクリ。
タイムループが個人なり集団なりがメインで描かれる事が多いのに本作だと主人公と敵の実行犯まで❗️
主人公が死ぬと敵も連鎖しループする辺りからスピーディな展開でマンネリ化をブレイクスルー❗️
インド映画によくある歌い踊るシーンや結婚式を繰り返し見せられるかと思ったけど、数回なので安心。
ハリウッド映画のタイムループ物だとサスペンス、アクションがメインだけどコメディ要素も強く最後まで飽きずに観られました😄
エンドロールもメイキングやNGシーンでサービス満載❗️
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