「北朝鮮側に時間を割いています」脱走 コーヒービートさんの映画レビュー(感想・評価)
北朝鮮側に時間を割いています
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北から南への脱走劇を描いた作品と思い観に行きました。
肝心の脱走部分は後半4分の1程度で、それまでは軍人の主人公が
なぜ南への脱走を決意するかに至ったのか、その事情を描写しています。
当然、舞台の多くは北朝鮮側、脱北者が多く韓国在住していて、彼らからの
聞き取り調査も行われ、公開されているでしょうから、北側が「現世地獄」である
という描写ばかりでなく、それなりの人にとっては「住みよい」国であることを
否定しない描写です。主人公の上官もかってはモスクワで演奏会を開いたピアニストであることも描写されています。
ただ、越境時にはかなりの重傷を負っていた様子ですが、越南後は、五体ともピンピンしていて、補助金を得て起業する様子はちょっと上手くいきすぎの感もします。
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