折にふれて

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折にふれて

解説・あらすじ

京都芸術大学映画学科の卒業制作として9人の学生が中心になって製作し、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024国内コンペティション長編部門優秀賞を受賞した作品。「いるのにいないような存在の家族を描く」ことをテーマに、画面サイズを自在に変化させ、見えないものを音で表現するなど、大胆かつ繊細な演出で描いた。

もうすぐ20歳になり、ひとり暮らしをすることになったふみ。おせっかいな父と、10歳年上の兄むっちゃんと3人で暮らしているが、兄のむっちゃんは10年間、部屋に閉じこもったまま一度も姿を見せず、部屋の前に食事を置き、ノックで知らせるのがふみの役目だった。徐々に透明な存在となっていくむっちゃんと、見て見ぬふりをする父。彼らを残して家を出ることにもどかしさを抱えたふみは、ある日、日の沈まない不思議な町に迷い込み、そこでむっちゃんと邂逅する。幼い頃のように楽しい時間を共にする2人だったが……。

監督を務めた村田陽奈をはじめ、メインスタッフやキャストのほとんどは、今作が長編デビュー作。映画「福田村事件」やNHK大河ドラマ「青天を衝け」などに出演するベテラン俳優の水上竜士が父親役を務めた。村田監督が2021年に手がけた短編「水魚の交わり」が併映で劇場公開。

2024年製作/80分/日本
配給:Hina Murata
劇場公開日:2025年5月31日

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(C)村田組 2023

映画レビュー

3.0折にふれて引き篭もりの兄を思う。

2025年6月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

引き篭もりの兄をもつ家族の気まずい感じ、居るものを居ない様にやり過ごす毎日を描いてます。
まあ自分が家を出るからイラついてたんだと思うけど、無視してた自分もいるわけで、父に当たるのはどうかなと思う。あそこは話し合うべきだったよなぁ。

あと兄さんなのにキャストは女性でワケワカメ。
何か意図が監督に有るんだと思うが要らんストレス抱えて????で観るのはつらい。女性がいいなら設定兄さんじゃなくて姉さんにして欲しい。

実際監督の身の回りにあったネタだったのだろうか?
兄とのイメージシーンが少し長い気がしたが、それ以外は終わりも爽やかで良かったと思う。

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masayasama

2.0澱にふれて

2025年6月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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uz

2.5撒かれたばかりの種

2025年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

かかわった人たちそれぞれの伸びしろを感じた映画でした。特に音響、撮影照明がよかったです。被写体の捉え方が綺麗で、ストーリーの意味を示唆する音は音量、タイミングも絶妙で素晴らしかったです。

伏線の種明かしが意外と単純だったのと、わざとなのかセリフが大阪弁か京都弁か何故か関東弁だったり、親子間では統一した方が良いと思いました。

今後のご活躍を期待しおります。

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うずまき

3.0くじらの刺繍

2025年5月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

重要だったかも。

母の時計

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完

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