劇場公開日 2025年6月28日

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「選挙は大変。」選挙と鬱 Syouitiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 選挙は大変。

2025年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

最初に言っちゃうと自分は立ち上げ当初から、水道橋博士の立候補したれいわ新選組という政党に投票している。
もちろん博士が出馬した時も比例はれいわに入れた(博士には入れてない)。
何故、この政党を応援してるかというと、この映画で博士が言う「Me.We‐私はあなたたちだ。あなたたちは私だ」という言葉の通りで、この政党から立候補する方々の価値観が他の政党の連中より自分に近いからである。
自民党から出る連中なんかには、どう考えても感情移入できない。
参政党なんかに投票する連中は・・、いろいろ可哀そうな人なんだろうね。

今年も参院選があり、今回は自分はボランティアというカタチで選挙に関わりました。
国会でれいわの議員が頑張ってるのを知ってたし、それなのにマスコミが全然、報道しないからね。
さすがに、ちょっとでも力にならないと、って気になった。
チラシに証紙を貼ったり、ポスティングしたり。

国政選挙に比例で出馬するだけで600万円かかり、得票が一定数に達していないと没収されてしまう。
40㎏以上の選挙道具を総務省にとりに行かなければならないし、大量の金と人間を動かせる人じゃないと、日本じゃ選挙にすら出られない。
その辺、映画では描かれてなかったけど、博士の選挙活動の様子は観ていて楽しかった。
やっぱり真面目な顔して政策を語るより「ウルトラソウル!」なんだね。
あと理屈じゃなく「先輩が選挙に出るのに、手伝わないわけないでしょ」と言える後輩だね。
付き人さんの山本太郎のモノマネは上手だったな。
そして山本太郎は、やっぱりナイスガイだよ。

映画のタイトルが「選挙と鬱」だから、もうちょっと鬱の状況も見たかったけど、それは仕方ないかな。
博士には、これからもれいわ新選組を応援して欲しいし、れいわも躍進して議員が増え、政策決定に影響を与えられるようになって欲しいものです。

また次の選挙も頑張らないと。
「緊急事態条項」だ、とか言って、選挙がなくなったりしまいませんように。

Syouiti