でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男のレビュー・感想・評価
全426件中、281~300件目を表示
オールドメディアの大罪と木村文乃の愛
亀梨久々にでてきたと思えば、相変わらず下手… あんなチャラい記者いないだろ〜(演技同様三流かよ… ファンに殺される…)
出来た配偶者 木村文乃 ちょっとぽっちゃりしたけど、爪の垢飲ませて〜(コレも配偶者に殺される…)
柴咲コウは、ハマり役
あんな正義の見方の弁護士いるんだろうか…
結論としては、オールドメディアは死すべきで、エンドユーザは判断能力を高めるように努力すべき(TV無い奴が言うなよ…)
他人事では済まされない、身近な恐怖
普段は日常に埋もれて静かに眠っている狂気があることをきっかけに目覚め、瞬く間に取り返しのつかないレベルに達してしまう
集団心理と同調圧力の国・日本に起こりがちな事件であり、誰しも巻き込まれる可能性を持っている
実は自分も前職で似たようなことがあった
事の重大さは比較するのが恥ずかしいほど小さいものの、自分に非は全くないのに周囲から責められ続け、人間不信に陥りそうになった(他にも色々あって一年半ほどで辞めてやったぜ!w)
そんなわけで共感しながら観ていたけど、この映画が凄いな~と思ったのは結審の瞬間まで心のどこかで疑ってしまうところ
(※このレビューは「ネタバレ」にしているので読んで頂いている方は観賞後だとは思いますが、もしこれから観る方がいらっしゃればギリギリまで双方を疑うことをオススメします)
ストーリーは法廷内か回想シーンが多く、過剰な演出などもなく淡々と話が進み、じっくり考えながら観ることができてとてもよかった
欲を言うと氷室家内の描写はもう少しほしかったかな
ただ、律子が学生時代を思い出しながら答弁するシーンに彼女の事情が凝縮されているのかな、とは感じた
キャストは、これ以上ないくらいの好配役!
中でも特筆すべきは綾野剛さんと柴咲コウさんの名演!
薮下先生役は綾野剛さんじゃないと成り立たないんじゃないかな、とさえ思った
自分の大好きな悪役No.1の小澤さんも、出番は少ないけど期待に違わぬ存在感で満足(笑)
最後に
この話は目に耳にしていたかもしれないのに全く記憶になかった
そして、もしかすると自分もその当時「ひどい教師だな」と感じていたかもしれない
そう思うと、情報というものはできるだけ多方面の角度から見ないといけないものだと改めて考えさせられた作品だった
【追記1】
観賞後数日経ち、当時の事件の検索などもしていたら記憶が甦りました(遅すぎ…)
やはり自分は当時「ひどい教師」だと感じていたこと、その後の展開に違和感を覚えたことも思い出しました
そして、『モンスターペアレント』と言うワードが世間に流布するようになったきっかけの一つがこの事件だったように記憶しています
一つ気になるのは、その時の違和感の原因は何だったのか…これから時間をかけて自分に問いたいと思います
【追記2】
どうでもいいことなのでレビュー本文には書かなかったけど、着ていった服が拓翔くん登場時のものと若干被ってしまい、ちょっと恥ずかしくて終演後最後まで席立てなかったチキンヤローなのでしたw
綾野剛と柴咲コウのバケモノ演技力タイマン勝負
…とは言いながら、バイプレイヤー陣も充実。個人的に最高だったのは、クライマックスで原告の主張が瓦解した瞬間からの原告代理の表情。いかにも有能そうなイケメンなだけに、混乱を抑え込んで(多分自分でも敗北を承知している)無理筋な主張で、職務を全うしようとする様は感動的でさえある。虚実も時間軸も複雑に往還する構成は少し分かりにくい部分もあったが、動きの少ない法廷物を飽きさせない工夫か。監督得意の暴力要素は抑えられているが、その分、マスコミや「空気」による支配の重苦しさは全編を通して伝わってくる。10年後の主人公の老け込みようは、とても勝訴した姿とは思えない…。そんな彼の前を横切る10年前と変わらぬ「2人」の姿の鮮烈さ!実話由来ゆえにすっきりしない結末を見事にぶった切るヴィジョンだった。
恐ろしく酷い実話だが、想像を超えてこない
実話を題材にした想像を絶する話。
これが我が身に降りかかると考えると、これほど恐ろしいことはないのだが、現実には十分にあり得る話であって、映画としては特段、目新しさを感じることは出来ない。
描き方も三池監督にしてはオーソドックスで、視点を変える演出もありがちで、我々を驚かすものではない。
亀梨和也や木村文乃など、豪華な脇役陣もキーパーソンになり得ず、ただ物語の進行上の役割しかなく中途半端である。
綾野剛の絶望と柴咲コウの狂気が2大軸も、非常にバランス良く描かれ過ぎていて映画として弾けていかない。
絶望に特化して見せることで、より狂気を浮き彫りにするか、逆に狂気を特化することで絶望を浮き彫りにするのが、実話を脚色する妙なのだと思うのだが。
こんな酷い話が現実にありました的な映画になっていて物足りない。
みんな主観で生きている
昨日観た作品ですが
今この時間になってもずっと心に重く残る作品でした。
パラレルワールドではない。同じ世界線で生きている人達なのに、視点が変わると全く別の物語になっている。
なのに、どの人物にも矛盾した行動や言動は一切ない。
自分の裁判の有利不利よりも、
PTSDの疑いが晴れた児童の身を案じて胸を撫で下ろせる
教師が、「殺人教師」と言われ恐れられ、迫害される。
子供を自分の命よりも大切にしている献身的な母であることで己を保てている母親は、子供にプレッシャーを与え、うそをつかざるを得ない状況に追い詰めている。
誰のことも責められないし、だれのことも迫害できない。
人の数だけ悪者もいい人も存在する。
そして、いったいどこからどこまで、
でっちあげたという自覚が母親にあったのか……。
この映画をみた私にとっては、
みんながみんな、保身のために動かざるを得なかった被害者であると感じました。
当事者でもないのに、家の壁にイタズラ書きをしたり、雑誌の情報を鵜呑みにして罵詈雑言を浴びせる観衆が、1番悪者だったとも。
観た後に怖さが持続する良質なホラー映画に似た恐怖
よくこれ、映像化したなという驚き。
いわゆるモンスターペアレンツによる、嘘と言いがかりとでっちあげの冤罪によって、一人の教師が追い詰められていく姿が描かれており、吐き気すらしました。
ホラーとサスペンスを得意とする「ヴァイオレンス映画の匠」三池監督の技量と、柴咲コウのサイコパス演技によって、もはや恐怖映画のレベルまで上がっていたような。
また、亀梨和也が(文春のN記者に相当する)「週刊春報」の鳴海記者を演じていて、その信じられないほど裏取りしない記事の書き方や、誠実さのないチャラさを浮き彫りにしていて、腹立たしさを伴いつつ、また怖さを感じました。
もしもこの彼ら(原告の両親と子供)が本当に危ない連中だとしたら、(映画本編にもセリフとしてありましたが)今どこでどうやって生きているんだかは、知りようがないわけで。
またどこかで冤罪を生んでいるんじゃないか、もしも生活圏に彼らや、彼らに類似した存在が出現したら?と想像してしまったら、現実世界も怖くなりました。
質のいいホラー映画を観た後と、同じような効果がありました。
と同時に、当時教師へ謝罪を強要した元校長や教頭、教育委員会の連中は何ら処罰されておらず、また教師に対しての謝罪も補償もされていないようなので、理不尽だなと思いました。
ただし、この映画はやはりエンタメとして演出されていることには留意が必要かと。
直近公開だった『フロントライン』と同様に、徹底した取材によるドキュメントを下敷きにしていても、ある意味「善悪を二極化した創作物語」であり、捏造を生んだ親子や文春の悪意が強調されているわけです。
観終わってからググって、裁判の判決文などもろもろ読んでみまして、その結果から考えれば、原告の母親と子供が嘘をつき、冤罪を生んだことは明らかではあるものの。このとおりだったかは裁判に関わった当事者しかわからないわけで。
映画を事実として一方的に信じてしまい、この親子や文春を改めて叩くのは、当時のマスコミを一方的に信じて教師を叩いた大衆の行為と何が違うのか?
一市民としては、安易にネットや報道を信じたりせず、裏取りをされていない証言を鵜吞みにせず、一方的な正義を振りかざしてリンチをする側に回らず、陰謀論などにもはまらず生きることが大事かなと。
他人の不幸を見て「叩いていい相手」と思い、娯楽として炎上に加担するのって、正直ドン引きするレベルで醜悪ですよね。
SNSでは本作を指し、「オールドメディアだから、マスゴミが悪い」みたいに言う人もいますが、メディアがSNSや動画に代わっても、裏取りをしないで無責任に噂やフェイクを垂れ流すのは一緒。
インフルエンサーこそ、本作の鳴海記者と何が違うのか、一番信用ができません。
むしろ、気軽にでっちあげできるツールが増えていて、危険度は以前より上がっていると思いました。
今後も、遠くの真偽のわからない事件に踊らず、自分の目の前にある問題や生活、家族に集中して生きていきたいと思いました。
胸糞悪い
罪のない者ならば意思を投げよ
鑑賞直前になって原作がルポタージュだと知ったが、あえて経緯も判決も真実も確認していない。
言ってみれば『怪物』の保利を突き詰めたような話なのだが、観ていて非常に苦しかった。
裁判までいかずとも、友人との諍いやクレーム対応などで似たような思いをした人は少なくないと思う。
“信じてもらえない”というのは事実以上に辛いのです。
とはいえ自分は常に薮下のことも疑いながら鑑賞しており、事実を調べなかったのもそのためだ。
十分な確証が得られるまで断定して断罪すべきではないし、だから鑑賞後も疑念の欠片は捨てていない。
100%の真実など当事者の中にすら無いと思うから。
学校側の保守的かつ保身的な対応は杜撰ではあるが、いかにもありそう。
記者が面白半分や数字目当てではなくあくまで(少なくとも作中描写では)正義感という演出は少し意外。
このあたりは結構リアルだったが、原告側の弁護士があまりにガバガバだったのは少し気になった。
事実と言われたらそれまでなのだけど、学校側と違いプロなのに事実確認してなさすぎだろ。
550人の弁護団、仕事しなさい。
拓翔が嘘を吐いた理由は分かったが、律子があそこまでした動機は分からず終い。
すぐ隣にいたのだから副担任は証言してやれよ。
最後の奥さんが亡くなっている描写は、事実であっても(誠一が墓前に報告するなどないなら)不要では。
2視点での演じ分けは、綾野剛や柴咲コウのみならず拓翔役の三浦綺羅くんも非常に見事だった。
他の配役も的確で、バランス含めて演技は文句ナシ。
意見陳述での綾野剛による、感情的にならずに感情を滲ませる訴えは静かなクライマックスに相応しい。
勧善懲悪的にも感動的にもしない、苦味のある後味も含めて、テーマに寄り添った真摯な作品でした。
エンディングで流れる曲がなんか違和感
予告を見た時に、子どもが可哀想な目に遭うシーンがあって
それがずっと続くと嫌だなぁ、と思ってましたが
かなり序盤だけで終わり、ホッ。
どこまで事実に基づいているか分からないのだけど
親が分かりやすい嘘をついていなかったら
本当に殺人教師として葬られてただろう。
このニュース、連日報道されていたなら知ってるはずで
覚えていてもいいようなもんだけど
全く記憶にない。
でも、当人にとっては人生を左右する大きな事件だ。
結局、当事者以外はエンタメとして消費されてしまう事を分かりながら
週刊誌やテレビ、いわゆるオールドメディアは
今も連日、なんの責任も負わず誰かのスキャンダルを嗅ぎ回っていて
数字さえとれればいいかのよう。
人を呪わば穴二つと言うけども
その覚悟も無く
簡単に人を陥れるような事が
繰り返されているのが現実で
それがいつ自分に降りかかってくるかも知れないのが恐ろしい。
謂わゆる毒親を演じた柴咲コウはかなりハマり役で
過去に何かあったんだろうなと思わせるのと
この人に歯向かうと余計な事にならん……感がひしひしと伝わってきました笑
やけに色黒な迫田さんも不気味すぎる笑
キタニタツヤエンディング
ちょっと作品のテイスト、終わりの余韻的に違うよーな。
そこが気になりました。
最後まで目が離せませんでした
観る前の印象ではあり得ないくらいひどい叱責、体罰をしても要領良く立ち回る嫌な先生かなって思ってましたが、鑑賞してみると最初は予想通りのひどい先生で嘘ばかり言ってるかと思わされました、でも本当の嘘つきは児童、母親でした、でもマスコミは殺人教師として面白がり報道してしまい先生は職を失い家族もバラバラになりかけました、先生役の綾野剛さん、母親役の柴咲コウさん、監督と素晴らしい仕事されました、こういう映画をみるたびにマスコミに人生を壊されるストーリーはよく耳にしますが無責任な報道して冤罪でもマスコミが慰謝料払ったとかあまり聞いた事ありません、私が知らないだけでしょうかね?
330万返せよ
事実を基にしている
これがフィクションなら良かったと思う。
事実を基にしている、と初めに出た為に、何だかずっともやもやしていた。
ドラマとして、過剰過ぎる気がする。
フェアでもない気もする。
最後も、子供はどうなった?とか、学校側や教育委員会の責任は?味方ぽかった見張りの先生は?クラスの生徒たちは?マスコミの責任は?特に週刊誌の記者!?
等など、気になって仕方ない。
勿論、基にしたドラマなのは分かる。
けど、もう少し配慮が必要なのではないか?
ドラマとして楽しめなかった。
#でっちあげ
4件連続大判焼
優しい人が損をする世の中
2003年に福岡で実際に起きた、「教師によるいじめ事件」をもとにした話
曾祖父が米国人だということから担任より息子が人種差別を受けたとか、いじめを受けたとか、生徒の父母が学校に苦情を申し立てて巻き起こっていく。
裁判所で証言台に立つ様なカットはあるものの、ミスリードを誘う様な序盤の流れが暫く続き、実際の事件の結末ぐらいは知っている状態で観賞した自分にはモヤモヤモヤモヤ…これもある意味マスゴミのそれと同じ手法ですよね。
まあエンタメとして作られているしそれで終わらないからまだ良いけれど。
途中経過までは知らなかったので、どこまで事実に倣っているのかわからないけれど、校長&教頭が言葉を遮り話しを聞かず一方的に責め立てたり、理解を示す様な顔をして強要する姿は典型的なダメ上司だし、そこに流されて行く主人公は日本人らしいなと。
そして他人事なのに騒ぎ立てるアッフォな日本人と煽るマスゴミと…確か、一部のワイドショーなんかではもうちょい中立寄りのところもあったと記憶しているけれど。
何の調査もしなかったり、しても大して掘りもせず、一方の話しを客観的に考察することもなく鵜呑みにして騒ぎ立て悪人を作り上げる世情は恐ろしいし、異なる結果がわかると掌返したり惚けたりマスコミのせいにする人がいる現実を考えると、自分も含めバカばかりだなと情けなく感じた。
…って、あれ!?半分以上事件に対する感想になっちゃってねΣ(´∀`;)
実話だから現実、それとも被害妄想?
劇中は、どちらが被害者なのか?混乱する様に思える。
あくまで被害者になる想定で柴咲コウ演じる母親の被害妄想から始まり裁判でのお金を騙し取れば、それで解決、それとも幼少期からのお金に対しての執着心があるのか?
何も無い事から罪に問われ世間のさらし者なってしまう担任の教師。
加害者は担任教師?
被害者は小学生?
被害者は担任教師?
加害者は小学生の母親?
どっちだ?
柴咲コウさんが演じる母親役の無表情は、余りにも怖かった。何を考えているか?全く分からない。
綾野剛さんが演じる担任教師は、本当なのか?
無実?どう対応して良いのか?分からない虚しさ、悲しさが滲み出る演技が凄かった。
世の中、本当に怖い生き物は、人間だと思い知らされる映画です。
報道を信じる前に問うべきこと――実話に基づく“でっちあげ”の恐怖
理不尽な「でっちあげ」によって一人の人間が追い詰められていく様子に、強い怒りとやるせなさを感じました。この作品は単なる冤罪事件の再現ではなく、現代社会が抱える“情報との付き合い方”の問題を突きつけてきます。
福岡市で実際に起きた「教師によるいじめ」事件――私は映画を観終わった後に初めてこれが実話だと知り、背筋が冷たくなりました。実在する事件がここまで重く、リアルに描かれていたことに改めて驚きと恐怖を感じます。
本当に虚言癖のある人はいます。言ってもいないことを言ったことにされ、なかったことが「事実」として一人歩きしてしまう。なぜそんなことをするのか、目的は何なのか分からないけれど、確かに“そういう人間”は存在します。
にもかかわらず、新聞やテレビなどの報道は「裏取りされているはず」と私たちはどこかで信じてしまっている。この映画は、その“信じたくなる心理”に鋭く切り込んできます。
情報が溢れる今の時代だからこそ、「何を信じるか」ではなく「どう確かめるか」が問われているのだと痛感しました。誰にでも起こり得る“報道被害”の恐ろしさと、情報を受け取る側の責任を静かに、しかし確実に訴えかけてくる作品です。
エンタメとしても見ごたえがありながら、社会的なメッセージも強い一本。多くの人に観てもらいたい、そして自分ごととして考えてもらいたい映画です。
わくわく剛ランド(不謹慎ですみません)
予告篇で「良い綾野剛」と「悪い綾野剛」が出てきて
「この人の場合どっちもありだなあ」と思いましたが
「芸達者」とか「芸域広い」といった言葉で出てこなくて「潰しがきく」というワードが頭に浮かんでしまいました。
ごめんなさい。
で、序盤の「悪い剛」もさる事ながら、「困っている剛」を観ていたら
「楽しくてたまらない」という大変不謹慎な気分に陥ってしまい自己嫌悪です。
もはや剛は俺にとって「日本のニコラス・ケイジ」
柴咲コウも亀梨和也も「困った剛」が観たくて意地悪して虐めてるんじゃないかと疑わしくなってしまいます。
そして小林薫
毎度のように地味に映画を支配してゆきます。
(北野武監督「首」でも顕著にそれを感じました)
ラスト
10年後と出て
剛と小林薫が再会
「お互い歳とりましたなあ」
しかしビジュアル殆ど変わっていない様に見えました。
それだけで充分ツボなのですが
何気でささやかに加齢芝居をしている剛に胸が一杯でした。
でっちあげ 殺人教師と…
『蛇の道』以来の、柴﨑コウさん。
はい、観るの確定です。
日曜昼の回、15人くらい。
公開3日目にしては、少し寂しいかな?とは思いましたが、F1も同日公開だし、『国宝』も未だ残席少の状態。
『フロントライン』もイイ入りみたいだし、これからですかね。
さて、作品です。
実話ベースとなっています。
が、これが曲者だと私的には思ってます。
この作品だけにかかわらず。
実話だろうがフィクションだろうが、必ず書いた人は居るわけで、必ずその人の思いは入り込む、そう考えて観るようにしています。
フェイクニュースに溢れる今だから。
そう思って観た上で、そこそこ面白かったです。
欲を言うと、原告一家のそれぞれのキャラの背景や何故そうなったのかを、もう少し分かり易くして頂きたかったかな。
尺を考えたら、無理なのかな。
裁判劇によく有るような、大逆転の痛快さは感じませんでした。
綾野豪さん、熱演でした。
LIVEとは全く違う柴﨑コウさん、まばたきしない、一点だけを見つめる、それでいて空虚な表情、怖かったです。
安定の小林薫さん。
事なかれ主義で定年まで勤め上げる光石研さん。
教頭先生も。
皆さん、熱意が伝わりました。
全426件中、281~300件目を表示













