劇場公開日 2025年6月27日

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男のレビュー・感想・評価

全426件中、181~200件目を表示

4.5この映画凄いっ!本当に良かった。129分があっという間でした。

2025年7月5日
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鑑賞方法:映画館

この映画凄いっ!本当に良かった。129分があっという間でした。

小4の担任教師(綾野剛)のクラスの児童の母(柴咲コウ)がある日学校を訪れ子供が教師によりいじめを受けていると校長に訴えた。教師は自分はやってないと説明するも校長と教頭は教師にとにかく謝って丸く収めるようにと。

納得いかぬまま謝ったのに母は裁判の申立てをしてくる。訴えられた教師は裁判で『母子によるでっちあげだ。』と主張するも全く無視される。

母の言い分は大々的にマスコミに取り上げられ原告側の弁護士は500人も付いたのに教師は殺人教師としてバッシングを受け弁護を引き受けてくれる弁護士がいない。

裁判でのお互いの主張を映画は画で見せる。つまり母の視点からの状況と教師の視点からの状況をそれぞれ2通りに俳優陣は演じ分ける。この演技がすごい!綾野剛が別人のように変わる。本当に素晴らしい演技で演じ分けている。

対する柴咲コウの演技も凄い。ホラーかと思う程恐い。子役も両方の視点で違う子の様に演じ分けていてびっくりした。校長(光石研)も教頭(大倉孝二)もマスコミ(亀梨和也)も弁護士(小林薫、北村一輝)も俳優陣の演技が良くて抜群でした。

そしてストーリーがまた本当に面白い。観る前に何となく落ちを想像していたがそしてそれは当たっていたのだがそれで終わりではなかった。想像の上を行く展開が他にも幾つも待っていて二転三転して本当に面白かった。これが実話じゃなかったら脚本がよく出来てて面白かったと絶賛するところ。それ程面白い展開でした。まさかの怒涛の展開が息もつかせない。緊迫の129分でした。

観終わった後深く考えさせる内容でもあり本当に観に行って良かったです。あの緊迫感、没入感はぜひ映画館で!

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snowwhite

3.0何をしたかったのか

2025年7月5日
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ランタイガ

3.5一時はやったモンペに関する事件。

2025年7月5日
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ドキドキ

柴咲コウのモンペ役がはまり役。綾野剛のおどおどした役作りもうまかった。
今の奥さんを大切にしようと思った。

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にっく

3.5最も胸を打たれたのは木村文乃さんの魂のこもった言葉

2025年7月5日
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どうしたって「怪物」を思い出すけど、本作は事実を元にしてるってところが怖さを増し増しにしてました。

事実、しかもまだ関係者のほとんどの方が存命しているであろう中で演じる皆さんは、葛藤もあっただろうと思います。そういう意味で、柴咲コウさんや光石研さんはこの作品を世に出すことの意義を受け止めて、役者としての矜持を示していたと思うのです。(バイプレイヤーとしてかなり好きな役者、大倉孝二さんも名前を挙げておかないと…)皆さんあっぱれな仕事ぶりでした。

バイプレイヤーといえば、あまりにもハマり役だった小林薫さん。500人超の弁護団って数字上で映画に登場もしない有象無象弁護士こそ糾弾したいと思うくらいのKnightぶり。安定感が素晴らしい。現実にこういう弁護士さんがいることにかすかな希望を感じます。

そして、個人的に最も胸を打たれたシーンは、そんなに多くは登場せず、そんなに存在感を見せていなかった木村文乃さんが、ここぞの場面でしっかり魂のこもった言葉を発したところ。あのシーンだけで、主人公が長くて苦しい時間を折れずに戦い続けられたワケの大きな部分として、彼女の揺るぎない支えがあったことがはっきりと表現されていたと思うし、それを示す見事な演技だったと思いました。(最後、気が緩んでいて自信がないのですが、チーンってされてましたかね?)

→追記。コメントで教えていただきました。チーンされていたようです。お二人で穏やかな余生を送っていただきたかった。安らかに。

主役の綾野剛さんの演技については、おそらくは語り尽くされていると思うので、最後の最後だけ。小林薫さんからのお知らせへの反応は、真実味が強く心に響くものがありました。上記の木村文乃さんのシーンとこのラストは、いろいろ不感症気味のおっさんの目にも泪となりかねないシーンでした(実際には流れていない)

と、これだけ高い評価をしているかのようなのに⭐︎は3.5(自分の中で3.5は、観てよかった気持ちはあるけど。そんなに心は動かなかった、の評価)なのは、制作サイドがあまりに真摯に事実に向き合い事実を曲げないようにしていると感じたからでしょうか。…安藤玉恵さん以外の父兄の言動がわからなかったり、校長教頭以外の教師の反応も少ししかない。そういった部分は、フロントラインのような何人かの言動を誰かに集約する手法は上手かったんだなと思えました(あ、フロントラインの感想メモあげてなかった)

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たずー

5.0綾野剛さんの演技力の真髄を堪能せよ!!!

2025年7月5日
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怖い

興奮

重いテーマで前半しんどい展開が続くが、俳優陣の圧倒的な演技力に衝撃を受け続けるのと、映画そのものの構成がすごく上手いのでアドレナリンが出まくる。見終わった頃には『面白かった!!!!』としか思えなくなる。胸糞悪さと面白さって共存出来るんだ。不思議な感覚。三池監督ってすごい。

なんと言っても綾野剛さんの圧倒的な演技力に尽きる。綾野剛さんの演技力の真髄を、スクリーンで体感できたことに感謝しかない。

予告編を見て、子供への虐待描写が重そうだったので観るのに覚悟がいるなと構えていたが、見終わる頃にはそれすらもストーリー構成の上で必要なシーンだったと思わせる、重厚な人間ドラマだった。人間のリアルをこれでもかと表現してて、どんなホラーよりも怖いのは実在の人間だなと…。

それでもやっぱり最初に伝えた通り、見終わった頃には『面白かった!!!』としか思えない。ぜひスクリーンで体感して欲しい。

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ゆゆゆ

4.0レビュータイトルは冒頭に書きます!!

2025年7月5日
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知的

斬新

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HEBE1010

4.5これは私たちのものがたり

2025年7月5日
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める

4.0誰の身にも起こるかもしれない

2025年7月4日
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実際にあった出来事というのが怖い。マスコミやネットにより情報が拡散されたら、何が真実か見極めることもなく取り敢えず報じられている事について、好き勝手に反応する人々がいるのは、この事件の20年後の今も同じ、いやむしろもっと危なくなっているかも。どんなに真実を告げようにも、弱い方の立場に置かれてしまったら大方の人は聞こうとしなくなってしまう。不運なことに誰にでもそんな事起こり得る世の中なのだと実感させる作品。
三池監督、バイオレンス・アクション以外にもこういう作品を撮るんだとちょっと感心。戦いといえばそのジャンルではあるが。
柴咲コウの新境地、無表情が怖かった。綾野剛好演だけど、10年後の老け演技がちょっとだけ残念、老けより弱い感じになっていて、老けたおじさん感はカッコよすぎて出せないのかな。ま、そこは本筋ではないから大目に見ます。真実を見極める心を持っていたいとつくづく感じたのでした。

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まっちゃまる

3.5真実はどこにあるか

2025年7月4日
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教師と親,それぞれの視点から事件が語られる,この点はちょっと前に話題になった怪物にも似てる。
決定的に違うのはこっちは事実に基づくという点だろう。
ただ、普通は事実に基づく物語は過激でも説得力があるけれど,この映画,ちょっと逆で虐待の様子は,ひどいけれど無理があるような描写が続く。どちらがでっちあげなのかはやがて明らかになる。けれどその過程で、教師と家族の時間はどれだけ失われたのだろう。マスコミの報道が過激になる時は一歩引くことも大事だと実感した。
それにしても,この親達,一体何がしたかったのか。
彼らがなぜあんなウソで騒ぎを起こしたのか,全くわからなかった。ただ,柴咲コウの能面のような顔は,美人なだけにかなり迫力があった。その心の中をのぞいてみたかった。

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ニョロ

4.0怖い映画です

2025年7月4日
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とも

5.0いろいろ考えさせられすぎる

2025年7月4日
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北枕寝二

3.0いつだって最大の被害者は子供。

2025年7月4日
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Sato

5.0ペンは剣よりも強し。

2025年7月4日
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でっちあげられ、濡れ衣を着せられ、という話がイライラして精神的に一番嫌い。
ただこの映画はでっちあげられたのが前提としてあり、それをどう取り戻していくかなので、安心して観ることができる、と思っていた。

実話をベースにしているから、ハリウッド製の裁判劇のような最後に胸のすく大逆転があるわけではない。
勝ったような、負けたような。
濡れ衣は晴らすことができたが、主人公の教師はいつまでもあの少年のことが気になっていたのだろう。
静かなエンディング。(歌いらない)

あの校長、教頭、教育委員会の輩は謝ることもなく、自分に少しの非があるとも思わず、退職金をたんまりもらって安穏に暮らしているんだろう。

小林薫が演じた弁護士のように、あの訴え(子どもに死に方を教えた等)にリアリティがないと感じた者は他には誰もいなかったんだろうか。

三池監督の作品は好きなものと好きになれないものとにはっきり分かれるが、今作品は好きなほう。

綾野剛、柴咲コウ、小林薫、木村文乃、少年役の子、思いの外豪華なキャスト、みんなやりすぎず上手だった。いい映画だった。

最近の文春砲など、マスコミのスキャンダル作りがあまりにも下品で行き過ぎているのを、みんな感じてきているから、マスコミが必ずしも正義ではない、という作品が増えてきたのかな。
剣よりも強いペンが向けられるのは、弱い者に対してでなく、巨悪に対してであるべきだ。

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大吉

4.5胸が苦しくなる。これは

2025年7月4日
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怖い

難しい

驚く

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Keita

3.0藪の中

2025年7月4日
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原作は未読なので、原作での教師の名の設定は分からないけれど、映画で「薮下」とした時点で、この作品のレベルを低いものにしている。まぁ、「薮中」としなかっただけマシかもしれないけれど。いっそのこと、「芥川」先生としておいたほうがスッキリしたかも…。もうひとつ、この映画の最大の欠点は、登場人物の何人かがあまりにもステレオタイプというか、一面的すぎること。(たとえば、校長・教頭)

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yasuh

4.5世の教員は初任研でこれを見ろ

2025年7月4日
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怖い

興奮

ドキドキ

ついでに子どもが通学してる親も見た方がいい。自分の考えだけで訴えちゃだめなんだよーって。

さて、実話がモデルということと、予告が面白すぎたので見に行った。
冒頭で保護者視点で語られる事件の全貌は恐ろしい。これぞ暴力教師だが、直後に語られる教師側の全貌をみると、なるほどこうやって事実がねじ曲げられるのかと感心する。
同じことが起こり、同じような会話の内容ではあるんだが、お互いの感じ方でニュアンスが変わるんだなーとうまく撮れている。
ちなみにこの撮影って、似たような状況で、演技を微妙に変えて撮ってるわけだよね。うまいもんだな。

裁判ものといえば「それでもぼくはやってない」がある。あの映画はほんとよくできていて、私も2回見て、5点満点をつけた。偉大なる映画と比べるのは酷ではあるが、こっちもなかなかよかった。ただし、前者はモデルこそあれ、あくまでフィクションで、今作はそれよりかは事実に寄ってるはず。違ったらすいません。
結末の違いは、まあ自分で見てくれ。

とにかく管理職の対応がくそ。こんな人の下では絶対に働きたくない。教員を全く守ってくれず、保護者の機嫌を取ることだけを考えて、とにかく謝罪しろの一点張り。なによりもまず事実確認が先だろと。第三者的な立場で中立に対応しなさいよ。
管理職試験にこの映画の視聴を義務づけるべき。
そしてやっぱり、やってないことは絶対に認めてはいけないというのが教訓になった。

あと、亀梨がキャストの三番目に名が載るわりには、あまりフィーチャーされてないので注意。

本人の供述というのは基本的に鵜呑みにしてはいけないというのがミステリーの鉄則。地の文は信じても会話文は信じてはならない。だからなのか、この教師側の供述も信じていいのかと最後まで疑いながら見ていた。これってもしかして、本当は体罰は実際にあって、でっちあげているのは教師側なのではないか。サイコパス的なオチなんじゃないかと。
結局どうなるのかは、まあそれも自分で見てくれ。

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りんちゃん

3.5なんなんだろう?何が目的?

2025年7月4日
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リアリティありましたわ。
マスゴミによって作り上げられて行く殺人教師、怖い怖い人事じゃない。

この両親は結局何がしたかったの?

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Oyster Boy

3.0時が経ちバリバリやってた頃のハリがなくなって奥さんも亡くした綾野さ...

tさん
2025年7月4日
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時が経ちバリバリやってた頃のハリがなくなって奥さんも亡くした綾野さんが街なかで幻影を見た時、またあの頃の顔に戻っていた。

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t

4.0真っ直ぐ信じたいけれど…

2025年7月4日
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実話だと思うと恐ろしい。だけど虚言癖というのは実際にありますよね。教師がすべて子どもを思いやる先生とは限らないし、子どもがすべて純真だとは限らないし、親がすべて真っ直ぐに子どもを思う人間だとは限らない。そういう事は最近になってニュースでも色々と騒ぎ始めていますが、2003年なんてまだまだ神話的な親子像が信じられていた時代だったでしょうから、真実はどこにあるのか二転三転して大変だったでしょう。人はニュースも噂話も信じたい方へ惹きつけられるし扇動した方が世の中は動く。センセーショナルな方を好みます。そして誤解が真実のように過熱していくのですよね。

綾野剛さんも素晴らしかった。亀梨さん、柴咲さん、木村さん、小林さん…キャスティングも最高でした。ちょっと過酷な現実を追っていくので体調が良い日を選んで観に行かれるのをおススメしたいです。できれば人の意見に誘導されがちな自覚がある人は、目を背けずにいてほしい問題だと思いました。

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ゆうき

4.5いつ自分に起きてもおかしくない話

2025年7月4日
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泣ける

知的

ドキドキ

実話を元にした作品ということで とても注目していました 映画を見るワクワク感とワイドショーを見る事実を知りたいという気持ちが重なり見逃しのないよう集中して見てしまいました 原告の主張するシーンと被告人の訴える真実のシーンの違い
それぞれの主張が場面として描かれていて その見極めがとても面白く見ることが出来ました
実際にあったことであり いつ自分に降りかかってもおかしくないことで恐ろしさを感じました
原告が嘘をついても偽証罪にはならないんですね
そうそう赤いキャップかぶったどこかの国の大統領も「でっちあげ」だらけですよね

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たっち