「真実とはなんなのか、、心が揺さぶられました!!」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 中野祐治さんの映画レビュー(感想・評価)
真実とはなんなのか、、心が揺さぶられました!!
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2003年に起きた実話に基づいた作品。
導入から引き込まれる綾野剛さんの演技力、、演技とはいえ体罰としてこどもが傷つくシーンは胸が痛みました、、。
率直な感想は、これが本当に起きたことなのかと、、。
法廷で裁判になり、一方的に攻撃される構図にも心が痛みました。
私も最初は流れてくる映像を真実と捉え、途中まで観ていました。
しかし、途中からの逆転劇というか、事実の捏造、真実とは?という疑念が強く残りました。
劇中の綾野さんの「なぜ一方的にしか話をきかないのか」というようなセリフがとても印象的でした。メディアを使い、どちらか一方の話だけを鵜呑みにし、さもこれが事実かのように報道され、第三者から攻撃されるのは20年経ったいまでも変わらないのかもしれないと思いました。
真実は何か、どれが嘘なのか現代ではよりわかりにくくなってきています。
自分がみたものすべてが真実とは限らないということを理解したうえで情報を取っていくのか大事だなと感じました。
諦めずに立ち向かい、応援してくれる人とともに立ち上がった先生の心の強さにとても感動しました。その背景の辛さはご本人にしかわからないことではありますが、、。
私も仕事に対して真摯に向き合っていこうと思った映画でした。
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