「戸籍制度があって良かった」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 Yohiさんの映画レビュー(感想・評価)
戸籍制度があって良かった
クリックして本文を読む
柴咲コウのキャスティングが素晴らしい。彼女は演技しなくてもサイコパスに見える。無能で自己保身しか考えていない校長、その場しのぎで頭が空っぽの教頭、サイコパスの原告(こんなに沢山の弁護士を雇って費用はどうしたのだろうか?)、作品を観ながら色々なフレーズが頭に浮かんだ。嘘つきは泥棒の始まり、嘘つきは遺伝する、医者は患者が悪人であっても患者の利益の為に働く、世の中にはプロの嘘つきとでも呼ぶべき人がいる(政治家に多いようだが)。一つ、この事件から学んだことは、戸籍制度が無ければ主人公の冤罪は晴れなかった可能性が高いこと。最後に教育委員会が処分を取り消して本当に良かった。柴咲コウの親子はあの後どのような人生を送ったのだろうか?怖いもの見たさではあるが興味がある。
コメントする