「粗いけれど好感の持てる作品」私たちのオカルティックサマー sow_miyaさんの映画レビュー(感想・評価)
粗いけれど好感の持てる作品
正直、ストーリー展開や着地の迎え方など、粗い部分はたくさんあるけれど、映像的に「おっ!」と思うカットが全編にあふれていて、その真っ直ぐさに、素直に好感が持てる作品だった。
<ちょっと内容に触れます>
・自分は、ちょっとひねったラストの展開よりも、ごく前半の取り憑かれた部長のひとくだりがとっても好き。気張って設定に凝らずに、ストーリーは、ああいうあっけない素直なヤツでいいのにな…とちょっと思った。
・雨、水たまり、プールと、色々な水の表現がよかった。特にプールは、ライティングの切り替えによる世界観の変化に、思わず引き込まれた。
・飛べない豚と揶揄される部長のサングラス。ポルコのやつというより、露伴先生がしていたのと一緒だと思うが、ナイスチョイスだった。(欲しくなったw)
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