「恋人でもないのにあんなにハグするんだ」突然、君がいなくなって りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
恋人でもないのにあんなにハグするんだ
アイスランド・レイキャビクの芸術大学に通うウナには、ディッディという最愛の人がいた。しかし彼には皆が知る恋人クララが居て遠距離恋愛をしていたので、ウナとの関係は周囲には隠していた。ウナはこれ以上隠すのは嫌だと言い、ディッディはクララに別れを告げにいくと車で家を出た。しかし、途中でトンネルの火災事故に巻き込まれ亡くなってしまった。その事を知ったウナは誰にも真実を語ることができないまま、最愛の人を失った悲しみをひとり抱えていたが、ウナの前に、何も知らないクララが現れた。ウナはどう対応するのか・・・そんな話。
初めて観るアイスランド作品だと思う。
アイスランドは北海道より2割くらい大きい島国で、人口が北海道の1/10以下の40万人弱らしい。
氷河と温泉を観に一度だけだがアイスランドへ行ったことが有ります。夏のアイスランドは白夜で日が沈まないから感覚がおかしくなりそうだけど。そして、ホウェールウォッチングが出来なかったからもう一度行きたいと思ってる国です。
クララと遠距離恋愛って、車で行ってたし、国内なんだろうから、1番離れてても700kmくらい、函館と根室、みたいな距離的なイメージかなぁと思って観てた。その気になれば車で10時間くらいかな?まぁ、遠距離だな。
そして、ディッディは死ぬタイミングが悪すぎだなぁ、と思った。ちゃんとクララと別れてからならウナももっと人前で色々感情を出せたのに、可哀想、ってちょっと思った。
アイスランドの人たちって恋人でもないのにあんなにハグするんだ、って驚いた。それと、車道歩いてて注意されたら逆ギレはやめようよ、とも。
もう一つ、クララがトイレのドアを開けたまま小をしたのにも驚いた。
ウナ役のエリーン・ハットルはベリーショートで悲しみを堪えた演技が印象的だった。