「寄生型エイリアン×SFミステリー」アッシュ 孤独の惑星 Lymanさんの映画レビュー(感想・評価)
寄生型エイリアン×SFミステリー
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第二の地球を探し求めて辿り着いた惑星が舞台。探索チームの一員だった主人公は、すでに何かが起きた後の基地で目覚めるも、記憶喪失&周囲は同僚の死体だらけ…という困った状況から物語が始まります。
そこからジャンプスケアなフラッシュバックを挟みつつ、何が起こったのかの真相と脱出を探っていくミステリー構成(真相解明がメイン)で、ゴア表現や敵デザインはなかなか気色悪く、そこは個人的に好感(☆+1)
ただ、冒頭の注意書きにもある通り照明がチカチカしすぎて正直見づらい…(☆-1)
ミステリー部分も「記憶喪失&同僚達の死体&寄生型」という時点で大筋がある程度察せてしまい、緊張感が持続しませんでした
以下【ネタバレ】含む
序盤でもう「理由はどうあれ、主人公がやっちゃったんだろうなぁ」と読めてしまうので、逆にそうじゃない展開を期待しながら観ていましたが、真相パートでも大きな驚きはありませんでした(☆-0.5。第一寄生者を発生させた原因が主人公だとまでは思ってませんでしたが)。
そもそも「誰のせいか」という点にあまり興味が湧かないんですよね…
やっぱり「寄生型」というだけで「The Thing」シリーズを連想し、誰が寄生されているのか、生き残れるのか…というハラハラ要素を期待してしまうんですよ。
でも本作は開始時点で登場人物のほとんどが既に死んでいるので、その要素はジャンプスケア位のみ。そこが私には大きな肩透かしで、ストーリーへの興味がどんどん薄れてしまいました(☆-3)。
結局一番印象に残ったのは、寄生エイリアンの摘出までやってのける有能な医療キットAI。
有能な上に、なんか可愛いw
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