秘顔 ひがんのレビュー・感想・評価
全58件中、21~40件目を表示
好きなんだ
もっと面白くなったんじゃないか?
指揮者の男ソンジン、その婚約者でありチェリストのスヨン、チェリストの代理であるミジュ、この3人による愛憎みだれるエロティックスリラー。
この3人の個性と愛憎がからまり、ぶつかりあう展開を期待するのだが、この3人がトリッキーな設定のための記号でしかないのが惜しまれる。
ミジュのキャラが立ち過ぎていて、三者三様になっておらず、スヨンはもっと強烈な個性の描き方であるほうが展開は跳ねるし、ソンジンには秘めた裏の側面が必要ではなかったかと感じる。
そこで1人がかっさらっていくラストか、もしくは、3人の欲望が融合し背徳感を突き付けるラストが相応しかったと思う。
このラストぐらいの背徳ではストーリー的にも絵的にも弱い。
復讐か厳しすぎるお仕置きか?
現実には起きなさそう、かと言ってファンタジーとも違う
独特の雰囲気を持ったサスペンススリラー。
あまり現実感を感じない状況設定と若干のご都合主義。でも
その設定を最大限に活かした脚本のおかげでフィクションと
しては一応楽しめた。
主要な登場人物3人の表の顔と秘密の顔の違いが、背筋が凍る
ような恐ろしさとして迫ってくる。
秘密の顔というのが必ずしも性的嗜好のことを言っていなくて、
性的な方は今時珍しくもない。性的じゃない方の一面が怖かった。
人はこんなに残酷になれるものだろうか?3人の心の変化と
それがもたらす悲劇が二転三転して、いったい誰が一番悪いの?
誰が最後に得をするの?それともみんな破滅?というのが
最後まで話に惹きつけられる。
R18+だけに全裸の男女が絡み合う場面はしっかりある。とは言え
ポルノじゃなくてあくまでもドラマ。物語の流れでそうなった、
という程度で長さは上映時間のうちほんの数分だったように思う。
脱ぎ担当の女優さん(パク・ジヒョン)が自分の好みだったので
目の保養になった。セクシー系に特化していない女優さんが役の
必然性で脱ぐ(最近だとエマ・ストーンやマイキー・マディソン)
ことは歓迎したい。
そう言えば男優さん(ソン・スンホン)は指揮者という役柄から
想像できないくらい体育会系の肉体。”脱いだら凄いんです”と思った。
ジムでしっかり鍛えているのだろう。
韓国製エロティックサスペンス
レビューが良かったので、ネタバレを踏まないように注意しながら劇場へ。
前半はあらすじ通り。
一昔前のトレンディドラマみたいなクサい展開と、主人公男の顔がどうにも収まりの悪い反町隆(+小泉進次郎)みたいに見えてしまってノレない。
あーこれは失敗したかな?と思いながら観ていたら。
まさかの!
そうきたか?
。。。。
あの韓国映画思い出した、となったのは私だけではあるまい。
その映画のタイトルを出しただけでもネタバレになりそうなので、黙っておきます。
あのトリックは…日本では成立しえない。
(これもネタバレか?)
サスペンスにしては伏線がちょっと弱いのと、決着のつけ方がやや強引なので好みはわかれそうですが、私はそこそこ楽しめました。
注意点があるとしたら、わりとガッツリめの濡れ場がありますので、苦手な方はご注意。
ミジュ役の女優さん、広末涼子と永作博美を足して二で割ったような清純派美人なのにあんなに脱いでて…男性陣はウハウハだろうなー。
女性陣の美しさ、強かさが印象に残る映画でした。
お見事!
脚本賞
ポスターにネタバレに近いことが書いてあるけど、ソレすら知らず、何も知らない状態、で観た方が、ビックリして面白いと思う。
エロ系のラブストーリーでサスペンスやスリラーが入ってるのかな?ぐらいの認識だったんだけど、観る直前にホームページを覗いてしまって後悔(笑)
全く何も知らない状態で観た方が、もっと面白かったはず。
開始30分ぐらいは普通のエロ系のラブストーリーで、プロローグみたいなものですが、それ以降は“秘顔”を現し始め…
開始1時間ぐらいには、そうきたか!韓国らしい展開だな…と思ってたら、
それで終わらず、2転3転して、予想できない着地。
面白かった!
スコアは、82点、4か4.5かで迷ったけど、厳しく4で。
これから観る方は、いっさいがっさい何も調べずに観るのがオススメです。
前半ミステリー・後半混乱(ワタシの脳内が)
予告編を観ていたので、なんとなく見えない部屋に幽閉される劇、みたいなのは予測していたので、あの部屋に閉じ込められるまでの経緯や登場人物たちの相関図を頭に描きながら、謎解き要素も加わって集中して観られたのでした(途中まではね)。
ところが、部屋にいると分かってからのマエストロ(ソンジン)のドタバタぶりや、スヨンの母親の、娘がいなくなっているのに緊迫感の薄い言動、そしてラスト部分のミジュに至っては、その場では何が起きているのか消化できず、一晩寝てから各人物の行動に自分なりの理由付けができた感じで、何だか不思議な作品を観たもんだなぁという感想です。
それにしても作品中で、あの物置が作られた理由として、先生のお父さん?ご主人?だったかな、が731部隊に所属していて……と話していたと思うのですが、731部隊と言えば日本軍の細菌兵器などを研究する舞台だったはずで、そこに韓国人が所属していたとしたなら、それは色々な事を恐れて隠し部屋の一つや二つ作るよな、なんて変な感慨も有ったりして。
韓国の映画をそんなに多く観てはいませんが、女優さんが脱ぐのも珍しいんじゃないかな?
何だか良いとか悪いとかを飛び越えて、だけど印象にはしっかり残る作品でした。
ヒトコワ系胸糞映画💀
主要な登場人物3人の誰にフォーカスしても胸糞の悪い話でしかなく、なかなかなヒトコワ系ホラー?スリラー?で得意ジャンルと言うわけでもないし途中で観るのやめようかなと一瞬よぎった作品。でもとりあえずは完走。
R18+ってなるほど、コレか。確かにセックスシーンは久々に見た良質な“濡れ場”かも。最近の映画は昔の映画と比べてセックスシーンそのものが激減してるうえに、あってもスポーツとかエクササイズの一種かしら?と思うような描写が多いと感じてたけど、この女優さんは久々に濡れ場を見せてくれた気がする。しかし自分の目には男性が原田龍二、女性が新垣結衣にしか見えず入り込めない……。いずれにせよそうしてる2人を見てるのもまた胸糞悪い。そんでもって婚約者のチェリストは黒木瞳に見えてきた。
とにかく、映画としては苦手バイアスと胸糞インフルありで普通評価3.0に美男美女による良質の濡れ場を提供してくれたので0.1加点。
そうこのクオリティ 「あなたが覗くのは、欲望の最狂到達点」 ここま...
秘密の顔
江戸川乱歩的な
孤高の愛の姿‼️❓
まぁどんでん返しはあんまり期待しないで
全58件中、21~40件目を表示













