劇場公開日 2025年5月30日

「「執着」と言う言葉を安易に使いすぎ」劇場版 それでも俺は、妻としたい パックマンさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0「執着」と言う言葉を安易に使いすぎ

2025年6月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

ほとんどがテレビドラマの再利用。全編視聴した自分からしたらなんだと言う感じだ。まあ、でも大きなスクリーンで見れたのでよしとする。ただ、映画を見て改めて気になったのが、執着という言葉の多用。何でもかんでも説明困難な事象を執着で済まそうとしている感が否めない。言うまでもなく執着とは仏教用語。人間の煩悩の一つだ。定義は結構難しく、仏教用語の中でも難解な言葉の一つだ。これで一冊の本が書けると聞いたことがある。これを本作品では最も簡単に安易にサラッと言ってのけてしまう。作者は本当に理解してこの言葉を使っているのか?という疑心が映画を見て湧いてきた。なんでもお手軽気ままをよしとするにが昨今の風潮だが、仏教を少し齧ったものからすると、このようなお手軽さには苛立ちを覚えざるを得ない。厳しい言い方をすれば、よく咀嚼もされていない言葉を安易に多用するな、もっち勉強してから使え!と言いたい。

パックマン
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