「見ごたえがありました。」ブルーボーイ事件 豊島区のはずれさんの映画レビュー(感想・評価)
見ごたえがありました。
実際に起こったことを元にしているからか、非常に見ごたえがありました。誰もが自分の幸せを求めることを、邪魔されることはできない、ということがテーマになっています。
まだ戦後20年ぐらいのために、戦争を引きづっている人もいるし、当事者も特殊な仕事をせざるを得ないところがあるための誤解を受けていたり、なかなか理解をされない時代の話。当事者の強い思いによって、少しながら理解する人も増えて行きます。
最後の裁判のシーンが、この映画の一番の見どころであり、言いたいことです。主要な役をあまり演技経験がない人が演じているという話ですが、全くそういった感じはないですね。
昭和40年代前半が舞台。セットや小道具、人のしぐさ等、かなり当時が再現されています。
作品のテーマから、自分とは関係のない話だと思ってしまうかも知れませんが、純粋な人間としての幸福とは何かという話なので、ぜひ多くの人に見てもらいたいですね。
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