「大人にも響くメッセージ性」映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ くっきーさんの映画レビュー(感想・評価)
大人にも響くメッセージ性
クリックして本文を読む
とんかつとえびふらいのしっぽの関係性が可愛くて愛おしくて...🥰🥰
とかげのがおーもかわいい
王道な物語が素直に響く性格の私は終盤ずっと顎まで滴るレベルで涙を流しながら鑑賞しました。
一方、レビューにもちらほら見る「石を壊したりしたら国が壊れちゃうのに」「宝石をはめる仕掛け要らなかったじゃん」等の感想。
大人的な視点で、これにより雑とかすみっコたちの浅慮に期待外れ感ある批判がありますが、
寧ろこれこそ大人へのメッセージとして最重要。
つまり、国を救うには石をはめるしかない。用意された仕掛けに則らなければ国は壊れる。
そういう「思い込み」にいかに私たちが囚われているか。
すみっコたちと同じ状況に置かれたとき、本当は両方救える方法が存在するのに、思考停止して最初からそんな「正解の方法」はないと諦めて、国を救う代わりにおつきの子を犠牲にする選択を取ってしまうような大人がいかに多いか。それで仕方なかったと感傷に浸るしかできない大人がいかに多いか。
すみっコたちは「思い込み」に囚われることなく、まずはおつきの子を救った上で、「正解の方法」以外の方法を己の頭で考えて、大人の目から見れば無理やりや偶然の幸運に映る両方救える方法を自らの手で掴み作り出しています。
はたして、本当の「賢さ」とはどちらのことをいうのでしょうね。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
