劇場公開日 2025年5月30日

「自死だと思ってたら」マリリン・モンロー 私の愛しかた りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5自死だと思ってたら

2025年7月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

驚く

カワイイ

マリリン・モンローがノーマ・ジーンとして父を知らされない母子家庭に生まれ、祖母から疎んじられ、里親に出され、母親が家をローンで買ってから、同居人に性的虐待を受け、その後も孤児院を転々とし、16歳で最初の結婚をし、と壮絶な幼少期を過ごしたのだと知れた。
モデルとしてデビュー後、セクシーアイコンとして人気となり、映画界に進出し、大人気になった、
近年では、自らのイメージを完璧にコントロールしセルフプロデュースした女優・ファッションアイコンとして再評価が高まっているとのこと。そして謎の死。そんな彼女の生涯をまとめた様なドキュメンタリー作品。

なかなか見応えあった。
親の愛に恵まれなかった幼少期、そして信頼してた人から受けた性的虐待、凄まじかっただろうなと悲しくなった。
自分を売るために男を利用した様でもあり、愛されて身を委ねてた様でもあり、独占欲の強い男にはふさわしくなかった女性なのかも。
マフィアがバックにいたり、政界の大物との関係があったり、それが原因で口を封じられたとは、彼女の事を詳しくは知らず、自死だと思ってたから、殺されたとは、と驚いた。
3度の結婚だけでなく、多数の恋人、そして枕営業的な事もたくさんしてたのだろうし、マフィア、政界、まで。愛され方を知ってた、身につけてた、女性だったのだろう。
彼女の映画はほとんど観たことないから、機会があれば鑑賞したいと思った。
彼女を知るための最適な一本かも。

りあの