「まさに「アクション大喜利」」バレリーナ The World of John Wick キレンジャーさんの映画レビュー(感想・評価)
まさに「アクション大喜利」
「ジョン・ウイック」シリーズにはあまり触れて来なかった(1作目は観たはず)が、アナ・デ・アルマスが主演と聞いて立ち上がり、観賞前に3作目・4作目の前半を観て世界観や主要キャストやなんとなくのルールを予習(復習)した程度の、まさに「にわか(にもなれてない)」客の感想です、とお断りを入れておいて…。
やっぱりこのシリーズの見どころは、多くの方が書いているとおり「アクション大喜利」ですよね。
・お店の厨房で殺し屋に襲われた。どうする?
・雪国の物置小屋、何で戦う?
といった次々と与えられる「お題」に、観客の想定をさらに上回る回答を繰り出す主人公イヴ。
本作で「キターー!!」(゚∀゚ 三 ゚∀゚)
となったのは、イヴが車に乗って走り去ろうとすると、その向こうからすごいスピードで車がやってきて画面の奥の方で衝突。「あれ?」と思っていると、そのまま画面手前の出発点まで押し戻される、という、見たこともないシーン。
これ以上はネタバレなので控えますが、最後までバカバカしかったり・グロかったり・シュールだったり・完全にコメディだったりと、ありとあらゆる味付けで、でも至極真面目にアクションで魅せてくれています。
ストーリーは、もうあってもなくても…くらいの感じですが、イヴはキアヌ演じたジョンよりはやはり表情を出す分、観客は感情移入しやすいという意味でもシリーズ初心者でも入りやすいかも、ですね。
コメントする