「なんとなくだけど毎回楽しみなシリーズ」バレリーナ The World of John Wick 零零2015さんの映画レビュー(感想・評価)
なんとなくだけど毎回楽しみなシリーズ
特に大ファンというわけではないものの、ジョン・ウィックのシリーズは毎回欠かさず観ています。今回は初のスピンオフという事で当然観に行きました。
本編に出てきたあの場所、あの人、懐かしくて嬉しくて、大感激。
これこそシリーズ物の醍醐味です。
主人公の敵か?味方か?ジョン・ウィックの登場シーンも最高でしたね。
今回の女性主人公イヴも、ジョン・ウィック顔負けの大活躍でバンバン人を殺していきます。殺された人にも家族や恋人がいて、夢や希望があったはず・・・とか考える必要はありません。襲い掛かってくる火の粉は徹底的に払うべし!それがこのシリーズの割り切り方です。
次から次へと現れる敵。
もっと刺せ!突け!折れ!叩きつけろ!
甘い!まだ敵は生きてるぞ!撃て!もう一発だ!
言葉にすると相当酷いものですが、そんな気持ちで毎回観ています。
今作だけで何人の敵が死んだのか、見当もつきません。
ただ今回、敵本拠地の村で、家の中から小さな子供のいる父と母が出て来て主人公に襲い掛かりますが、この時だけは、一瞬我に返りました。やめろ!その人たちには子供が!
それから、火炎放射器での撃ち合い。映画史上初かどうかはわかりませんが、私は生まれて初めて見ました。常識的に考えると、これも相当怖いですね。敵の火炎放射器を封じるまさかの手段も漫画的で面白かったです。
スピンオフが今後どう展開するにせよ、本編のジョン・ウィックの続編も心待ちにしています。ジョン・ウィックは生きている!(はず!)