「迫力満点。放射能事故は怖いとつくずく思った」カウントダウン マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
迫力満点。放射能事故は怖いとつくずく思った
香港の産廃集積所に火災が発生。廃棄物の中に放射性物質が有ったことから巻き起こるパニック物。
火災と放射性物質だけなら、こんなに大騒ぎにならずに済むようなのだが、大爆発で広範囲の地域が壊滅し放射能も拡散してしまう危機が迫るからハラハラする。
ちなみに、僕はなんで水にぬれると大爆発が起こるのかは最後までよく分かってなかった (^^)。
だが、まあ、とにかく大前提として大爆発の危機が迫っているのである。
セシウム137を回収して一件落着と思ったら、なんと爆発で回収失敗。マジかよと思った ( ゚Д゚)
これって、もう打つ手なし、ダメじゃんということで、対策チームも退散するなか、博士が起死回生の妙案を提案する。
もうこの方法に賭けるしかない。
とはいえ、タイムリミットの台風到来までに作戦を遂行しなければならない。タイトルどおりのカウントダウンのなか、この作戦も当然(?)順調には進まず、トラブル多発でヤキモキする。
何でこんなにトラブルばっかなんだ? → 「映画だからかよ」などと鑑賞しながら自分でツッコム (^^)。
多大な犠牲を払いながらも作戦成功。香港が救われ、悪玉も刑務所送りになっヨカッタ、ヨカッタ。ヤレヤレ┐(´∀`)┌
中盤で、対策本部において、混乱を避けるため住民避難は行わない決定がなされたとき、事の重大さを知る対策本部のスタッフたちが、自分の家族に避難するよう電話する場面がある。
この場面を見て、以前、東海村JOC臨海事故のときか、東日本大震災で福島原発の爆発危機がささやかれたときかは忘れたが、東京には避難指示が出されなかったのに、政府関係者か国会議員か官僚が、自分の家族を関西へ避難させたとか、させなかったとかいう話を読んだことがあるのを思い出した。真偽の程はわからない。