「能登地震のその後を描いたドキュメンタリー」能登デモクラシー minavoさんの映画レビュー(感想・評価)
能登地震のその後を描いたドキュメンタリー
富山市議の不正支出をスクープし、半年で14人の議員辞職となったチューリップテレビの取材をまとめたドキュメンタリー映画「はりぼて」の五百旗頭監督の新作。
震災もあった能登のドキュメンタリーということでしたが、地方メディアとしての鋭すぎる切り口はそのままに、元中学教師で、自費で出してる手書き新聞をコツコツ配ってる姿や人間性、家族などの能登に暮らす人々も描いた大傑作。
カタい紹介はさておき、人としてのかっこよさ、かわいさ(奥さん、あと猫も)に感動だし、基本、場内大爆笑だし、映画として素晴らしすぎるんですよね。
こないだ富山帰ったとき、同級生に「はりぼて」みたいな報道をしてるチューリップテレビすごいね、と話したら「大きいスポンサーついてないから好き勝手できるんじゃない?」とドッキリするようなこと言われました。
地元富山ではいろんな感情があるかとは思いますが、それでも五百旗頭さんみたいな人を石川にもっていかれたことは残念だと思うのは富山出身のボクだからでしょうか。
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