「【批判だけに終わらない取材姿勢に共感】」能登デモクラシー Chang Kohさんの映画レビュー(感想・評価)
【批判だけに終わらない取材姿勢に共感】
『はりぼて』『裸のムラ』に続く五百旗頭監督作品鑑賞。甚だしい公私混同の地方行政に、多選高齢議員で占有され空虚な承認機関に成り下がっている議会、日本に蔓延する閉塞感と諦観を突き付けられたようで途中暗澹たる気持ちになったが、図らずもオンブズマンの役割を果たす元教師の尊敬に値するバイタリティに、町長や一部議員の現状からの行動変容、そして監督の取材姿勢に加えて批判だけに止まらない編集で微かに光明を見出せるような⁉︎エンディングが◎で救い。次回の五百旗頭監督作品にも期待。
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