劇場公開日 2025年9月26日

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ブラックバッグのレビュー・感想・評価

全116件中、1~20件目を表示

4.0ソダーバーグがミニマリズム趣味を炸裂させてスパイ映画に挑戦

2025年9月30日
PCから投稿

この映画の筋書きにおけるわかりにくさ、不親切さを無理くり擁護しようというわけではないのだが、ソダーバーグという監督はギミックのあるストーリーを好みつつ、必要最小限の描写で説明し切ろうとするところがあって、思えば『オーシャンズ』シリーズや『ローガン・ラッキー』もトリックの部分はかなり入り組んでいて、一度観ただけでは理路整然と説明できなかったりする。それでいて適当ではなくきちんとロジカルに作られていることが見返すごとにわかってくる仕掛けになっており、それはソダバが「映画とは二度三度見返す価値があるもの」だと信じているからだと思う。

さりとて誰もが同じ映画を繰り返し観るわけではないし、ギミックの部分を詳細に理解しなくとも楽しめる作品であるというのも大前提としてある。本作の場合は、一見するとスパイ同士の騙し合いでありながら、本質としては人間同士の信頼と疑いにまつわる心理ゲームが主軸になっていて、その点ではデビュー作『セックスと嘘とビデオテープ』にも直結する作品であり、むしろスパイ要素は主ではなく従だという気がする。スパイ戦をしながら痴話喧嘩をしているコメディという捉え方もできる。

もちろんジャンル映画大好きなソダーバーグだけに、王道であり同時に異色であるスパイ映画としても成立していて、ソダーバーグ好きにはたまらないと同時に、もうちょっととっつきやすく作れば間口が広がるのに……いや、そうなるともはやソダバ映画じゃなくなるのか……と逡巡してしまう、ファン泣かせの作品でもある。ひとつだけ不満を述べると、早撮りの撮影監督でもあるソダーバーグさん、効率を重視しすぎたからなのかはわからないですが、映画界の至宝ケイト・ブランシェットのことはもう少し魅力的に撮れていても良かったんじゃないですかね。

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村山章

3.5家庭内『ミッション:インポッシブル』の楽しみ方

2025年9月22日
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鑑賞方法:試写会

楽しい

知的

イギリスの国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)に勤務する諜報員、ジョージが、上司から世界を揺るがす不正プログラムを盗み出した組織内部の裏切り者、4人を夕食に招く。もう1人の容疑者はあろうことか同じく諜報員である妻のキャスリンだ。

その後、物語の舞台は必然的に家の外へ飛び出すが、主戦場はダイニングやベッドルーム。そこで展開する夫婦間の探り合いが見どころだ。つまりこれは、主に家庭内で繰り広げられる『ミッション:インポッシブル』。ロケーション・ムービーとしての楽しさや、そこで炸裂する危険なスタントシーンはないし、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが似たようような設定で共演した『Mr.&Ms.スミス』('05年)ほどの派手さはないが、それでもスパイ映画は作れるという、監督、スティーブン・ソダーバーグの意気込みとプライドがひしひしと伝わってくる1作だ。

このような世界観をスパイ映画マニアも待っていたのか、映画は世界でそこそこヒット。ジャンル映画としての新しい在り方を証明してみせた。惜しむらくは、キャスティングが若干鮮度に欠ける点。しかしこれも、好みの問題としてスルーできるレベルだと思う。

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清藤秀人

4.0映画はオモロいんだけどケイト・ブランシェットの顔が変わり過ぎ!どう...

2026年2月1日
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鑑賞方法:VOD

映画はオモロいんだけどケイト・ブランシェットの顔が変わり過ぎ!どう考えても前の方がいいのに…

ストーリーは流石ソダバーグってだけあって騙し合いがお見事!
ウソ発見器攻略のキモは肛門に力を入れることなのね!

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たにけん

4.5二回目も分からなかったけど好き

2026年1月31日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

雰囲気だけみてたけど悔しいから二回目挑戦したけど、やはり分からず。
捲土重来をと思ったら終わってたヨ。

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tt

2.0嘘と裏切り過多で、物語を追えない系。

2026年1月12日
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配信初見。
中盤から話を追えず雰囲気だけ鑑賞。
だからあんまり。
嘘と裏切り過多。
Pブロスナンで007を想起させる洒落も直球過ぎ、
主役男女が無表情過ぎ、かな。
ソダバグ銀幕復帰は嬉しいが。
非支持。要はツマラン。

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きねまっきい

3.0うーん、これは頭をフルに使う気むずかしい作品だった。特定の原子炉を...

2025年12月31日
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鑑賞方法:VOD

うーん、これは頭をフルに使う気むずかしい作品だった。特定の原子炉をメルトダウンさせるウィルスの「セヴェリス」なるものを行使する情報を得て敵対国に渡して報酬を受け取った疑惑の国家諜報員たちの生活ぶりを暴露していきながら最後に黒幕を突き止めとどめを刺す。マイケルファスベンダーとケイトブランシェットのスパイ夫婦が見事な連係プレーを魅せるゆったりと静かに進んでいく会話劇。ラストのテーブルを挟んで座るスパイたちを追うカメラワークが秀逸。ソダーバーグ監督のやりたい事は分かるが見るものを置いていくような展開でオーシャンズのような理解できる範疇のお話しにしてほしかった難作だった。

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maku

2.5劇場で観るべきなのか?

2025年12月21日
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映画で登場人物が何かを見た時、その対象が画面に写っていても、実際そこに「何を」見たかはわからない。
という、映画ならではの叙述トリック的なものをうまく使ったミステリ的な小品。
脚本がM:Iの人でなく、監督がソダーバーグでなく、ケイト・ブランシェットも出てなかったら、劇場まで行ってなかったかも。

とかくソダーバーグだ、という枠組みで見てるせいか?スタイリッシュを超えてわかりにくい。
とくに私のように役者の顔を覚えるのが苦手なタイプには、登場人物7人+αの苗字と名前と役職を覚えるのでまず手一杯。
次に、ギリギリ足りないレベルでカットされたセリフを字幕で読んで意味を把握するのにまた精一杯、となる。
「教皇選挙」を家のモニターで字幕で観てもどうにか追いつけた私にとってはやや不親切設計だったと思う。
専門的な用語はわかんなくてもストーリー把握できるっていうのは「ソーシャルネットワーク」や「マネー・ショート」で経験してるけど、やっぱりこれはちょっと呎足りないんじゃないのかなー。
スティーグリッツ氏が誰なのかしばらくわからなかったわ。
無茶とは思うけど吹替が欲しかった。
ただし今度は人名を音だけで覚えるという問題が…
それでいて、通常なら主人公が見ていないはずの場面もばっちりオンで描かれてたりして、妙なところで親切心を発揮する情緒不安定さ(オチまで行けば納得)。

そもそも、脚本家はM:Iの1本目のリサーチ期間に着想を得たそうだが、3組のカップルがシスジェンダーのみというのはちょっとかなり古い感じ。

なお700万ポンドは当日のレートで14億円弱でした。なるほどねぇ。確かに目の色が変わる金額ではある。

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ipxqi

え~っと、これ、辻褄が合っているのかな?

2025年12月20日
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鑑賞方法:映画館

 監督:スティーブン・ソダーバーグ、主演:ケイト・ブランシェット&マイケル・ファスベンダーという組み合わせに期待が高まったスパイ・ストーリーです。組織内の裏切者捜査を命じられた諜報員に示された容疑者リストの中に同じ諜報員の自分の妻の名もあったというお話です。

 テンポよくお話は進み、予測を裏切る二転三転もあるのですが、「え~っと、これ、辻褄が合っているのかな」と考え始めたら途中で置いていかれてしまい、結局、めでたしめでたしの終わり方で誤魔化された様な気分になってしまったのでした。

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La Strada

3.5むずかしくない

2025年11月3日
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鑑賞方法:映画館

笑える

単純

癒される

心理戦とかスパイとかテーマは、小難しくかと思ったらそうでもない。

なにもかも人間らしく下世話で単純。
でもかえって、潔くてたのしめた。

実はさらに伏線があって。。とかじやなくて
見たまま、素直な作品。

後味もわるくないし

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山田

4.5心理戦が面白い

2025年10月31日
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鑑賞方法:映画館

ドキドキ

ハラハラドキドキするスパイ映画が好きで期待して観たけど心理戦のような内容だった。集中して観れたし面白かった。

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なっちゃん

3.5「川崎へ」

2025年10月31日
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知的

今年326本目。

新百合ヶ丘の川崎アートセンターで。妻が疑惑を持たれている。嘘発見機の攻防が見所。イエスかノーだけなんですよね、つい付け足してしまうのが人間のいい所。浮気がバレて彼女がナイフで手の甲を刺す、一番の場面。

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ヨッシー

4.0スパイが天職な割れ鍋に綴じ蓋

2025年10月25日
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鑑賞方法:映画館
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かばこ

2.0眠くなった

2025年10月23日
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鑑賞方法:映画館

コンパクトに90分でまとまった面白い映画という話をきいて、最終日の今日に観たがガックリ。監督はスティーブソダーバーグ、配役もケイト・ブランシェッド、ピアース・ブロスナンなどで、存在感を出していた。なので期待したけど何か舞台劇みたいでセリフが多く、映像で見せる(魅せる)とは言い難かった。スパイ映画というと派手なドンパチものか、渋く内面の葛藤と意外な人物の敵とのせめぎ合いでクールかつモヤモヤした中で終わるというのが多いが、これは後者か。終盤で緊迫感のあるシーンやクラシックが静かに流れる中でドローン攻撃で大爆発をするクルマとか、監督の拘りが垣間見えたが、物語の大前提(なぜそんな風になったのか)や登場人物の設定が今ひとつ分かり難かった。まあ観てりゃ「ああ、そういう役回りね」とわかってくるのだが、ある程度時間が過ぎないと「??」が消えない。多分、アマプラとかで早々に配信されると思うから、そうしたらもう一度セリフ吹き替え版でジックリとストーリーを追うことにしよう。

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井の頭六郎

3.5大人のスパイ映画!

2025年10月22日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

裏付けがしっかり描いてあり、最後は観ていて楽しい作品でした。

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nami

4.5眠るつもりで見始めたのに、最後までおめめパッチリだった

2025年10月20日
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鑑賞方法:映画館

誰が裏切り者?を仕掛けて仕掛けてあぶりだす
登場人物はみんな怪しいので推理するのが楽しかった
マイケルファスベンダーのすべてを見通す魅力的な目を
映画鑑賞中ずっと堪能できるだけで劇場で見る価値あり
私の推理は・・・当たってくれて満足満足
されど1度だけ見るのはもったいない
答えが分かったうえでもう一度鑑賞するのが
正しい映画の見方のような映画
惜しむらくは公開館数の少なさよ
派手さはないが脳みそへの刺激いっぱいで
隠れた良作のんだけどなぁ

余談
ピアーズブロスナンの存在感の軽さがどうにも違和感
お箸の使い方がへたくそなのが画面の外からでも伝わってくる
活け造りの刺身が(魚が、じゃないよ)かわいそうだと思って
観ている自分がかわいそう

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椿六十郎

3.5もう少し説明して欲しかった

2025年10月18日
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鑑賞方法:映画館

難しい

ストーリーが分かりにくかったな。
もう少し説明のシーンがあってもと思ったけど、それは野暮なんかな。

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koji

3.5英国らしい

2025年10月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

やったか否かで判断できる。
横の男が、外で買ったポテチを食べる音で邪魔された。
10人位しか観客がいないのに、同じ列に並ぶ必要はないだろう。
日にち毎の行動であったので、分かりやすい構成であったが、
情報戦は、複雑で難しかった。

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いつも6

1.0正直そこまで二転三転感はなくて、あらすじを知ってから観ないと何が何...

2025年10月13日
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興奮

知的

難しい

正直そこまで二転三転感はなくて、あらすじを知ってから観ないと何が何だか分からないまま終わってしまいそうなくらい、設定や関係性が難しい作品です!

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門倉カド(映画コーディネーター)

4.0機密だ兵器だといっても所詮それは小道具で 諜報員の組織内の権力争い...

2025年10月13日
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鑑賞方法:映画館

機密だ兵器だといっても所詮それは小道具で
諜報員の組織内の権力争い、出世競争のようなもの。

それを潜り抜けるためのものか、死線を超えて得たものか
主人公二人の絆こそがブラッグバッグ。
あるいは諜報員も人の子、といったところか。

正直そんなものを描かれても納得できない。
でも、見れば見るほど面白い。

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hajihat

4.5ブラックバッグ

2025年10月12日
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鑑賞方法:映画館

日本人には理解出来ない欧米人の下半身。
それ込みの、イカれたMI6のエージェントが織りなす、「誰も信じてはイケナイ」系のストーリー。
ほぼ全編、会話劇です。
ネタバレ厳禁系の作品なので、これから配信等で観る方も沢山いらっしゃるでしょうから、内容にはあまり触れません。
私的には、スリリングで、誰が嘘つきなんだ、って思考を巡らせながら観ていました。
数分前には、「コイツだな」と思っていたのが、「そうか、ヤツか」とか、二転三転してアッ言う間の終劇でした。
面白かったです。
ブラックバッグの意味も、最後に分かります。

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映画館難民
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