「ふとした日常や言葉が凶器となる怖さ」佐藤さんと佐藤さん ケージさんの映画レビュー(感想・評価)
ふとした日常や言葉が凶器となる怖さ
真意がどうであれ、そう感じ取ってしまえばそうでしかなくなる、そう頭の片隅に張り付いてしまえば剥がし取ることは容易ではない。
都合良く考えたり、受け流したり、グッと堪えたり、何らかの方法で対処し処理するものだが、人間は案外弱い生き物でそれが出来なくなる事がある。
自転車が倒れるぐらいで始まる恋があるように、本当に些細な事で崩れてしまう事もある。
不合格が始まりでも合格では解決しないように、結婚が幸せで離婚が不幸である訳でもない。
これがこの映画の辛さでもあり、救いでもあると感じる。
離婚して猫と2人暮らしの男の感想。
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