「我が来し方」佐藤さんと佐藤さん しさんの映画レビュー(感想・評価)
我が来し方
自分は弁護士でもなく、何かの国家試験を落ち続けたこともない。にも関わらず、自分のこれまでの人生で経験した不快な言葉が、主人公のふたりに限らず登場人物たちの台詞として、次から次へと聞こえてくる。自分が発したものもあるし相手から言われたものも…。
人はその時の自分の置かれた状況で言葉の解釈を変えてしまう。相手と同じ方向を向いている時には言葉は足りなくとも意は通じたりするが、「みんな忙しいんだから」が「あなたはヒマだから」に聞こえてしまう時もあるだろう。
コミュニケーションというものの、何とも難しいことよ。
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