「エロ・グロ・ナンセンス」デコチン DECO-CHIN Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
エロ・グロ・ナンセンス
作られた流行に嫌悪するミュージシャンを諦めた男が、「THE COLLECTED FREAKS」というバンドと出会い目覚める話。
カウンターカルチャーとインディーズバンドを扱う雑紙「OPSY」の編集のバイトをしていた男が、メンバーと仲違いしてバンドをやめると共に社員採用され、副編集長になり巻き起こっていくストーリー。
カウンターカルチャーの何たるかを能書きタラタラと思ったら、今度は音楽についても能書きタラタラ。
演技やストーリーの粗さを演出で何とかしている感はあるけれど、ちょっと能書きが多すぎるし、80〜90年代のコントを観ているかの様なシーンも…黒ネクタイは?
そしていよいよTHE COLLECTED FREAKSだけれど、言いたいことはわかるけれど、映画の中での作りものな訳で、それをそんなにガッツリみせられてもね…そしてそれって今までのフリのカウンターカルチャーとは関係ないんじゃ?
…と思っていたら、そういう繋げ方ですか…(*_*)
自分も実はっ!ならまだコメディとしての面白さはあったかも知れないが、望んでそうなったら違いませんか?と感じてしまいハマらなかった。
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