映画「F1(R) エフワン」のレビュー・感想・評価
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これでいいんだよこれで
速さ、でかさ、強さはなんでもロマンだよね
ストーリー自体は王道。挫折した主人公がなんやかんやあって現場復帰、挫折と衝突ありつつの紆余曲折を超えてエンディング!これでいいんだよこれで!はー楽しかった!という展開。
なんだけど、ちょっとありきたりと違うのは、挫折して落ちぶれたと思われてるソニーはどこか軽やかで、フォーミュラ1という大観衆の熱狂と興奮の中でもどこまでも冷静。冷静というか、普通は本編中でやる挫折、苦悩、自己の限界、受容みたいな工程はすでにすませた状態でそこにいるので達観している感じ。
真剣だけどはちゃめちゃで、滅茶苦茶するけど真面目。
ジョシュアともぶつかるけどそれは己のプライド故ではなくてチーム勝利の目的に向かっているから。
人間的不真面目さは見ててエンタメになるけどチーム戦の邪魔するやつは見ててストレスになるので、その辺のキャラ付けがソニーはいい感じだったな〜
背中を見て育つってこういうことだなーとジョシュアとソニーの歳上と若手の不器用ながらいい関係だったり、お互いに話はしないけどお互いの立場のためにそれぞれできること全力でやってて、その払った苦労のこと相手には絶対言わないんだろうなっていう熱い男の友情見せてくるルーベンとソニーとか。人間関係も良いギスギス仲良し具合。
そんでねーやっぱ最後はそりゃ勝つんだろうけど、3時間見てきて苦労が報われる瞬間は最高だよね
チームが抱き合って滅茶苦茶喜んでるとこちらとしてもすごい興奮しちゃって やったーーー!!!おめでとーー!!はー楽しかった!
という観客の熱と、やれやれ終わったみたいなサッパリした感じと、これで終わりっていう少しの寂しさみたいな。
主人公のはずのソニーとそこが同調してて不思議な感じ。
身体大事に走れるだけ走り続けて欲しいね
レース版の「トップガン マーヴェリック」
走る理由
ブラピ作品なので期待値高め。
レースの映像の臨場感と音楽とのマッチングが良い。F1にあまり馴染みがないので、細かいところで分からんことはあったが。ソフトタイヤとハードタイヤ?ポイント?とか。
最新のテクノロジーを使ったトレーニングをするライバルと、自己流のやり方を貫く主人公の構図はロッキーシリーズを連想する。
ストーリーは分かりやすく、ぶつかり合ったベテランとルーキーが実戦を通じて認め合って行く流れ。走る理由もテーマのひとつか。
時間長めだが、ブラピのカッコよさで間が持つ。さすがの存在感。還暦過ぎているとは思えない身体と見た目。
ただ、個人的にトップガンマーベリックほど印象には残らなかったので、点数はそれなり。
ど迫力
胸熱!格好いい男の生き様とは!
ブラッド・ピット主演の文字通りF1を舞台にした人間ドラマ。
ジョセフ・コシンスキー監督。「トップガン マーヴェリック」のスタッフ結集ということで期待していた映画。
長い間ブラッド・ピットの映画を見ていなかったのですが、いつのまにか渋さも出ていい俳優になりましたね。
ソニー・ヘイズはまさしくそんな彼にぴったりの役でした。
かつてF1ドライバーとして将来を有望視されていたソニーはレース中の事故で重傷を負い、表舞台から姿を消す。その後ギャンブル依存症となり(具体的な描写はないが)、今でも現役レーサーとしてバンで生活しながら各地を転々としている。
そんな彼にかつてのチームメイトで今はF1チームのオーナーであるルーベンがドライバーとしてチームに来ないかと声をかける。
誘いを受けたソニーは低迷するチームにやってくるが、新人ドライバージョシュアやチームスタッフと衝突するもドライバーとしての腕は確かなものを見せつける。
マシンで勝てないとみると経験値を活かし違反すれすれの行為で泥臭く勝負するソニー。
そんなソニーの実力を認めつつも反発するジョシュア。この年齢も離れ、人種も異なる二人の距離がなかなか縮まらないのがうまい演出。最新のトレーニング機器で訓練するジョシュアに対しジョギングとボールで反射神経を鍛えるソニーのアナログ感。
あるレースでついにジョシュアに勝つチャンスが訪れる。しかし、最後の直線まで待って追い抜け!というソニーの指示を聞かず無理に勝負に出たジョシュアの車はクラッシュし車体は炎上する。炎に包まれるなか必死にジョシュアを救出するソニー。大怪我を負ったジョシュアの母親から責められるソニーだが一切弁解せず非難を受け入れる。
黙って責任を背負い込むソニーの姿に痺れる。
そしてジョシュアが抜けたチームをソニーが奮戦しポイントを稼ぐ。
ついにジョシュアも復帰するが、それでも二人の間には溝がある。
ピットクルーのリーダーでF1のマシン開発担当のケイトはそんな二人を呼びポーカーをして二人の溝を埋めようとする。
自分が勝ってたのにわざと負けたふりをしてジョシュアに花を持たせるソニー。
ここもいい場面でした。
そして投資家による策略によって最新のマシンが使用できなくなったレースでソニーは怒りの走りでクラッシュし怪我をしてルーベンにあることがバレてしまう。。。
命を賭けてまで走るソニーの熱さに観ているこちらまで熱くなってくる。
投資家からチームのオーナーというポジションを打診されるが、そんなことには興味はないしソニーはチームを裏切るような男ではないのである。
信頼関係が築き上げられた中、ついに最終レースに挑むソニーとジョシュア。
もう最高でした!私の好きな胸熱な展開!
そして自分の役割を終え再び旅に出るソニー。
地位とか名誉にしがみついたりせず、チームをジョシュアに任せ、風の如く去っていく。
うーん、ブラッド・ピット格好良すぎでしょう!
痺れました!
「F1の新発見」
これは絶対映画館で観るべき!
80年代の映画を現代の技術で!
F1と言えば、子供の頃に観たアニメ「グランプリの鷹」を思い出す。F1やル・マン等レースの事を知り、リアリティのあるストーリーにワクワクしながら毎週観ていた。終盤、オモチャを売る為か、F0って言う架空のレースが出てきた時には、子供ながら冷めたなぁ。
ま、そんな思い出は兎も角、映画「F1」の事ですね。「トップ・ガン マーベリック」のチームによる新作です。
ストーリーは単純明快!負け続けてるが才能ある若手がいるF1チームに、過去、事故にあって以来F1から離れていた年配のレーサーがやって来て、チームに貢献する。(ブラピがおっさん扱い!もうそんな歳なのか!)
そして、音と映像がそんな物語を盛り上げ、心臓にガツンと響く!
うん、こう書くと「トップ・ガン マーベリック」まんまだな。
それでも、男たちのOnce Again物語に熱くならない訳が無い!
何となく物語と映像の作りや音楽の入り方が80年代っぽく、80年代の映画を現代の技術で作った様な映画だ。
つまり80年代の少年にはピッタリの映画。😁
昔の様にワクワクした!
ただ、2時間半強は、80年代の少年には長いかな?😅
#f1
ブラピ頑張る、日本におけるF1人気
製作費280億円のF1映画、見ない選択は「ない」
スピードとメッセージが交差する3時間
F1を題材にした映画と聞けば、誰もが思い浮かべるのは、
あの迫力のオンボードカメラ、そして息を呑むようなクラッシュシーン。
そう、ある程度は「予想できる」世界です。
でもこの作品、予想を超えてきます。
F1は権利関係が非常に厳しく、映像化には莫大な費用がかかると言われています。
そんな中、この映画はなんと280億円という驚異的な予算で制作。
「お金をかければ良い映画ができる」とは限りませんが、
F1のリアルを描くには、それだけの覚悟が必要だったのでしょう。
そしてその覚悟は、映像のクオリティだけでなく、物語にも宿っています。
観ていて少し驚いたのが、黒人ドライバーがチームメイトとして登場すること。
さらに、ピットクルーに女性がいるシーンも。
現実のF1では、黒人ドライバーはルイス・ハミルトンただ一人。
女性のピットクルーも、ほとんど見かけません。
だからこそ、「なぜ?」という違和感が生まれます。
でも調べてみると、納得の理由が。
この映画には、ルイス・ハミルトン本人が技術監修として参加しているのです。
彼はF1界で多様性を推進する活動を続けており、
映画の中でも「あるべき姿」を描こうとしたのだとか。
つまりこの作品は、ただのレース映画ではなく、
リアルと理想の間にある“未来”を描いた作品なのです。
3時間という長尺ながら、スリリングな展開と美しい映像に引き込まれます。
F1ファンはもちろん、そうでない人にも響くメッセージが込められた一本。
「F1って、こんなに深いんだ」
そんな気づきが得られる映画です。
ぜひ劇場で、体感してみてください。
IMAXシアターなら、さらに+☆
こういうブラピには誰も勝てんよ
あの笑顔、憎いとしかコメント出せない。
最後のラブシーンの佇まいは男も惚れるな笑
王道の爽やかなスポ根映画デス。
とはいえそこは大作!
よくある王道のストーリーがあり、ライバル、復活、葛藤、恋愛の要素をバランスよく調理して制作しているので、観た人がマシンに疲れる事があっても緩急自在にクライマックスまで盛り上げていくので最後はまんまと落涙させられてしまいました。
以下いつもの。
コジンスキー監督!
F1に興味無くてものっていけました。
コックピットも車体もテクノロジーの塊がよくわかるんだけど、最後は操縦する人間力がモノを言う!そこが描けてて良かったです。
最後の最後、花の持たせ方に夢がありました。
ハンスジマー!
今回もサントラ買いますよ。
いつも映画観る時ハンスジマーさんの名前見つけたらベンチマークしますからね。
ブラッドピット!
なんとも言えない笑い声の味のある事!
ハンサムだけじゃない演技力に気付いて欲しいですね。
セブンとか若い頃からさりげない演技にツウはしびれてきましたよ。テニスボール使ったアレ、練習しなきゃ出来んよなぁ(変なところで感心)
61歳ですが、一緒に並んだら歳下の私が70歳に見えるな笑
キムボドニアさんな60歳!なんだかなあ。
ケリーコンドン!
チャーミングな役どころを知性を携えて演じていて良かったなぁ。こういう女性に好かれたい男性多いのでは?
ダムソンエドリス!
損な役回りだったかもしれないけど役割果たして最後は精神的な高みを見せて良かった。チームリーダーの果たす役割について色々考えさせられました。あの事故のシーン。死んでないかー?
ハビエルバルデム!
ベンチマークしている役者さんなんですが、やっぱり上手いな!普通の役なんだけど喜怒哀楽を観ている観客にぶつけて一緒に物語に没入させなきゃいけない重要な役どころなのよね。素晴らしいです。
F1のコマーシャル映画という面もありますが、とにかく雑音は気にせず!映画として真正面から受け止めて欲しいですね。
一食抜いても是非!
迫力のレースシーン、チームの熱い絆
ドルビーシネマで鑑賞。
F1には大して興味がないが、モータースポーツを扱った映画は好きだ。ドライバーだけでなくマシンの開発者、メカニックの技量、ピットでの作業スピード、レースの戦略が順位に大きく関わるからチームものとして感動してしまうのだ。
本作に登場するソニーは一匹狼で自分の意見を押し通そうとするちょっと面倒なやつ。でも、チームのことを心から考えている。さらにはレースで結果も出すことで徐々にチームの人間から信頼を得ていくという流れ。栄光をつかんだことのないベテランと、将来有望な若手がぶつかり合いながら絆を強めていく姿は感動的だ。いろんな伏線がクライマックスに活きてくるって前もってわかっていてもしっかり感動してしまった。
そして一番の見所はレース映像だ。冒頭からツェッペリンの「Whole Lotta Love」が流れてくるだけでテンションが上がる。でも実際のレースシーンもスピード、臨場感が半端じゃなかった。そして舞台をF1に移してからは、そのスピードが上がりさらに迫力が増す。ドライバーの表情、車の全体像、路面、他の車との駆け引き、チームのクルー、適度に画面が切り替わりテンポよくレースを見せていく。あの編集が素晴らしかった。さらには流れる音楽も素晴らしい。ただただ圧倒されてしまった。
本物のドライバーたちが出ていたようだから、F1が好きな人だったらたまらないんだろうなと想像する。レースのレギュレーションやルールも軽く解説してくれるのでわかりやすかったし、モータースポーツを大して好きではない自分でもこれだけ楽しめる映画に仕上げたことに感謝しかない。
プラピがカッコ良すぎた!
IMAXの大画面に映し出されたセナのヘルメットに涙
ブラッド・ピット、ありがとう! ブラピのカッコよさが全開で爆走する...
全484件中、141~160件目を表示
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