映画「F1(R) エフワン」のレビュー・感想・評価
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「Truth」が頭の中で流れました!
ただひたすらブラピがカッコいい。
1990年代、狂うほど観ていたF1を思い出しました。
彼の格好良さだから成立するシナリオ。
ケレン味も捻りも無く、只々ひたすらに王道のストーリー。面白いんですよ。
ご都合主義とでもなんとでも言え!我々が観たかったのはこれなんだ!とばかりの展開に痺れました。
今回だけはIMAXシアター推奨です。
IMAXかドルビーシネマで見るべき
ブラピかっこいい
映画で観たいものが全部詰まってる!
もうとにかくレースのシーンにたっぷり時間を使って
じっくり見せてくれるところが最高!
音の迫力も映画館ならではで大満足。
それだけでこの映画でやるべき事はクリアしてるって感じ。
ただそれ以外の人間ドラマの部分も良かった。
コピーが「昨日までの自分を超えろ」だし、ブラピと若者が出てるから、2人のライバル関係からの温故知新みたいなテーマかと勝手に予測してた。
でも実際見てみると、話の重点はどちらかというとチーム全体の結束の話。
自分本位だったりコミュニケーションが取れずバラバラの状態だったチームが、
対立していたドライバーとマシン開発が意見を聞き合う、一緒にランニングしたりして一体感を高める事でメカニックの女性の心理的負担が和らぐ、ドライバー2人も関係性を築く、など
お互いが良い影響を与え合える良い環境を作る事で
個人の成長というより、元々持っていた能力が正しく発揮されるようになっていったように見えた。
個人の修行や鍛錬の描写もあったけど、
能力を発揮するにはチームの結束や環境が大事、という所がより強調されている印象なのが、
現代的だし普段自分が仕事をしていても感じる事でとても好感が持てた。
好きだった所といえば、主人公ソニーの走る理由が熱い所。
色々あったけど最終的に走りを楽しむ事にした、という決意のは前向きでカッコいい大人。
勝つ事に未練が無いわけではないと思うけど
F-1の依頼を受けたのも友人ルーベンのため。
勝負に本気になっていくのも、チームのため。
絵に描いたような主人公だし、これはブラピに演じてもらわなきゃという感じ。
一度は勝負の晴れ舞台からは引く事になってしまったけど
いざF1の舞台に立つと勝負に向かいつつ周りを鼓舞して、冷静に判断できるマインドは、ソニーが30年経験した事が無かったら作られなかったと思う。
だから辛い経験は無駄じゃないし、勝負するのに年齢なんか関係ないんだな、と思って元気をもらえる。
走りを楽しんでる割にはダーティすぎな気もしたし、やるなら本人がもっと悪だくみしてる楽しそう描写が少ない感じが気になったけど
そこは感情控えめな大人の落ち着きなのかな?と、ブラピの主人公感の説得力によって納得。
とにかく大迫力の映像と、困難を乗り越えての成功、
それさえあれば最高!
ブラッドピット格好良し
IMAXにて鑑賞
ストーリーは実話でRUSHのジェームスハントとニキラウダの信じられない様な話があるので、そこにはかないませんが、F1の迫力、そして疾走感は充分堪能出来ました。
ストーリー的には大リーグ映画ナチュラルみたいなアメリカの古典的ポジティブストーリーで、見た後かなり爽やかな気持ちになります。なんと言ってもブラッドピットの醸し出す雰囲気が役とマッチしていて、それだけでも気分が数段良くなります。ファッションもカッコ良し。
またハビエルバルデムの熱くて優しい顔と仕草、生きる態度は彼らの様でなくてはダメだ!と観た後に気持ちが昂るこの感じ、映画ってこうでなくっちゃと思いました。
そう思うのはおじさんの証拠かも知れませんが…。
懐かしい
いやぁ、面白かったです!絶対に映画館で観て下さい!あの迫力はテレビの画面じゃ伝わらない!!
ソニーがサーキットで彼なりの理を示し、ジョシュアが走りでそれを血肉化していく
かつて“天才”と呼ばれた伝説のF1®レーサー、ソニー(ブラッド・ピット)が、再びサーキットに戻ってきた。誰よりもレースの過酷さを知る男が現役復帰を果たした先は、どん底の最弱チーム。しかし、常識破りなソニーの振る舞いに、自信家のルーキードライバー・ジョシュア(ダムソン・イドリス)やチームメイトたちは困惑し、度々衝突を繰り返す。バラバラなチーム、そして、最強のライバルたち。敗北が濃厚となる中、ソニーの“常識破りの作戦”が最弱チームを導いていく――!果たして彼らは、その無謀とも言える賭けで逆転できるのか?それぞれの情熱と誇りを胸に、命がけで夢<スピードの頂点>へ挑む!(公式サイトより)。
F1に関しては全く知識がない。カーレースの頂点で、ものすごいお金が動き、レーサーは実はアスリートなんだそうだ、程度しか知らないし、観戦したこともない。各国で転戦しているけど、基本的にはレーサーの技術と度胸(チキンレース的な発想から)で順位が決まっているのだろうと漠然と思っていた。
本作を見て、資金集め、各分野のプロフェッショナルをスカウトしてきたチーム編成、最先端のテクノロジーが積み込まれた開発施設、走りの中でドライバーとチームの0コンマ何秒の現象を言語化するやり取りなど、浅はかな前提知識をことごとく打ち砕くストーリーがとても分かりやすく描写される。
そういった様々な思惑が交錯するF1でありながら、とにかく相容れない、昔気質のぶっきらぼうなじじいレーサー・ソニーと、地位も名誉も富も全部手に入れたいガキレーサー・ジョシュア。ソニーがサーキットで彼なりの理を示し、ジョシュアが走りでそれを血肉化していく様が、チームメートでライバルという、そもそも相反する関係性の中に、子弟的というか、疑似親子的というか、より深いところでのふたりの結びつき、交歓が実にかっこいい。
何よりもそうした「死と隣り合わせでなければ伝えられないこと」は、映像の圧倒的な臨場感によるところが大きい。報道によると、厳格な公平性を重視するF1が映画製作に全面協力することは極めて異例らしく、数台のカメラを搭載した撮影用のレーシングカーによる映像はもとより、世界選手権が行われる各国の実際のサーキットを走行しながらの映像、レース場のピット内部や戦略会議室、マシン開発施設内部、ドライブシミュレーターといったリアルな場面が多く映像化され、しまいには架空のチーム・エイペックスのサーキット内ガレージまで用意されたというから、その徹底したこだわりには舌を巻く。IMAXで観て良かったと心から思う。
ちなみに、常々思っているのだが、ハリウッド映画の多くは主題とあまり関係のない「男と女」のストーリーを挟み込んできて、それが結構邪魔に感じ、本作でもその要素があったのだが、バルコニーでソニーの内面が吐露されるには、恋愛関係があったほうがまあいいといえばいいかと、自分を納得させたが、実年齢61歳のブラピと、42歳のケリー・コンドンのそれはだれとくなんだろうか。
イケオジブラビ、若返ってる?
映画館で観るべき映画
是非、IMAXで観ましょう。
ブラッカイマー、コシンスキー、ジマーってだけで期待MAX!。で、IMAXで観ましたが期待を裏切らない迫力で大満足。コロナやストライキとかで一時機ハリウッド元気無いなぁって感じてましてが、やっと元気が戻って来たって感じ。実写に拘った映像に大満足。撮影技術の進歩ってすごいなぁ。どうやって撮ったんだろう。どっかで裏側の特集してくれないかなぁ。エンジン音も心地良く、またストーリーのテンポを作る音楽も良かったと思います。
車上の撮影技術もさることながら、グランプリ中に撮影してる事がすごい。それが観客はじめとしたサーキット場のリアリティに繋がってたと思います。
ブラピ演じるソニーも嫌味無く良かったです。最初は反発を買いますが徐々に信用を得てソニーを中心にチームがまとまって成績を上げて行く展開は鉄板の展開ですが、あんなオッサンになりたいなぁと感じたところ。
今は、サブスクでしか?見れないF1ですが地上波で見れてた頃が懐かしい。セナ、プロスト、マンセル、シューマッハ、勝ち負けだけで無くドラマもあったなぁ。
最後に、
リアルに描いている作品が故にF1のことをある程度知って無いと???となるとこがあります。
RDSって?、ソフト、ミディアム、ハードって?、後ろ走ってると気流がどうのこうのとか、イエローフラッグって?とかとか。知ってるとより楽しめます。
エフワンよもやま話し
ブラピの男前ランキング更新
最高!!!
大満足! いい意味で想定の斜め上を行く作品でした!
本作の存在を知ったときに、「え? ブラピがF1ドライバー?」という違和感しかありませんでした。F1ドライバーというのは超人的な肉体と精神力を求められる職業。どんなに天才であれ、還暦を超えた人間が前線で戦えるとは思えません。
劇中でも触れられていますが、還暦近いドライバーがF1で勝ったこともありますし、50近いドライバーが年間チャンピオンを取ったこともあります。しかしながら、それはF1が牧歌的だった1950年代の話。
ターボ時代を迎え、ホンダがハイテク機器を持ち込んで以降の1980年代以降のF1は、ドライバーには単なる運転技術だけではなく、世界でもトップクラスの身体能力を求められている職業の一つです。
その意味で「映画として説得力のある描写になりうるのか?」という疑問は上映が始まってからもすぐには払しょくされませんでした。
しかし、まあ、なんというのでしょう。
本作はいい意味でファンタジーでした。主人公ソニー・ヘイズは単なる速さだけで勝負するタイプのドライバーではなく、ルール違反スレスレの行為も厭わずに、万年Bクラスのだらけ切ったチームを「戦える組織」に作り上げていきます。昔のF1を知っている人間からすると、当たり前のような行為であるサーキットを走る、という行為も最初はソニーが一人で黙々とこなし、チームが出来上がるにつれて、多くの人が追従するようになっていきます。
周回遅れの車がブルーフラッグを無視して、首位争いをする車をブロックする。ある意味で映画ならではの描写ですが、オールドF1ファンならば、ルネ・アルヌーという存在を忘れておりません。
自らのプライドやチームを勝利に導くために、何でもやるドライバーは他にもいました。プロストやマンセルといったレジェンドたちも、自らの利益のために故意としか思えない接触を起こすこともありました。チームメイトのドライバーを公然と罵る世界チャンピオンもいました。
そういった手練手管を含んだ形で、ベテランドライバーがのし上がっていく姿は、冒頭の年齢への違和感などかすんでしまいます。
迫力ある映像も素晴らしい作品ですが、スーパーアスリートたちの限界ギリギリの戦いの中で描くなかで、きっちりと心理戦も含んでいることが本作の白眉なところ。
トム・クルーズが本人の超人的な努力も含めて、若手と対等に戦う姿も素晴らしかったですが、ブラッド・ピットの自らの信念は曲げず、勝つために汚いことでも何でもやるというヒーロー像は想定外で本当に素晴らしいものでした。
その意味で途中のロマンスはもう少しサラっと流してほしかったですし(ポーカーのくだりは好きです)、ラストの展開はチームメイトを勝利に導いてこそだったのでは? と思うところもないではありません。
とはいえ、最後にまた別の新天地を求めて旅立つソニーの姿には称賛を送るしかないでしょう。素晴らしい作品でした。
全てのオールドマンに捧ぐ
ゾーンに入ったヘイズの浮遊感。ほとんどの観客が感じたと思う。僕みたいなオールドマンは特に。
そのシーンまでに、自分の気持ちは完全にヘイズになってしまっている。このまま昇天してしまってもいいかな、なんてね。今日は予言の日なので。
監督ジョセフ・コシンスキー、脚本アーレン・クルーガー、制作ブラッカイマー。トップガン・マーヴェリックの3人組が産み出した物語は、またもやオールドマンとフレッシュマンの衝突と和解、そして最強のタッグへ。
実際のレース場を使って実車を使った映像がIMAXスクリーンに映し出されるだけでも興奮するのに、転戦しながらドラマが進んでいく。アドレナリンが枯渇するんじゃないかと思うくらい、レースごとに神経が高ぶる。
オールドマンに対する最大の応援歌。自分は生活のために働いているけど、それでも勇気づけられる。
砂浜をバギーでぶっ飛ばしたい。
ブラピ、セクシー。
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