映画「F1(R) エフワン」のレビュー・感想・評価
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ベテランの生きる道
レース物は熱い。熱くなければ意味が無い。
グランツーリスモ(2023)も熱かったがこれも熱い。
セナ、プロストと走ったベテラン(=oldman)の生きざま。
レース展開だけでなく彼の持つ不安な一面にハラハラする。
破滅型なのか読み切ったベテランの戦略なのか?
F1自体が命がけなのでパイロットは破滅型ともいえるけど。
ブラピが製作する意味も伝わる。ベテランの生きる道。
それにしても栄光のル・マン(1971)の頃は上流階級のお遊びだったのでアフリカ系やアジア人が参加するなんて、というイメージだった。
ビジネスになってくるとそうも言ってられない。
(R)をつけないとF1とも言わせないビジネス。
60歳の老熟者が"何をすべきか"教えてくれます
僕は、自動車レースを観るのが、映画を観るより好きで、1977年から、F1レースを見続け、
現在のホンダF1・3期目は、全レースを"フジNEXT" で、予選・本戦をLIVE観戦しています。
映画の細部には、ルール的にも、アレ?と思う箇所がありますが、映画は面白ければ、良いので、
細かい事を気にする必要はありません。
F1の知識が無くても、全く問題なく観れる映画です。
僕には、このチーム(APX GP)が、SVE(サンダーボルト・エンジニアリング(赤いペガサス))に被って見えました。
本作は、CGを上手く使い、まったく違和感のない たいへん迫力ある レース映画に仕上がっています。 <CG演出賞><CGアクション賞>
起承転結が明確で、脚本力が非常に高い作品なので、感動しながら鑑賞しました。 <脚本賞>
映画前半:F1のオーディション シーンで、レースカーの全体を魅せる時に、最初に車体横(サイドポンツーン)に書いてあるスポンサー名のテロップをそっと入れてくれた事は、とても有難い非常に高度なナイス翻訳プレーです! <翻訳賞>
僕もこのテロップを観るまで、見落としていました。
このテロップだけで、若手ドライバーと母親との関係と立ち位置が、明確に判かります。
この若手ドライバーは、ペイドライバー(スポンサー持ち込みドライバー)であり、
母がオーナーを務める会社のボンボンドライバーです。
デカールの大きさと、貼ってある場所からして、5番目くらいの金額で、30億円位でしょう。
ブラッド・ピットさん、レースの面白さを、自分自身の身を持って知ったので、近い将来には、間違いなく"本格的なレース活動"を始めると確信します。
ただ、本作中にバーレーンでの曰く(いわく)がついたレース事故を起こしたのは、マックス選手なのだが、
日本語アナウンスでは、いつのまにか 意味もなくラッセル選手に代わってしまっていた。残念
映画の中で、レース中にコースアウトした3台の中の1台を「角田選手」と言ってくれたのと、途中「鈴鹿サーキット」というテロップを入れてくれたのは、日本市場に向けての、サービスだと思われます。
F1映画の大傑作「ポール・ポジション(1978)」「ポール・ポジション2(1980)」「レーサー(1969)」に追随する映画ですが、
ここは、自動車レースの最高峰「栄光のル・マン(1971)」を観て、自動車レースをもっと好きになりましょう!
ブラピカッコ良すぎる…
映画でこんなに興奮したの久しぶり。
角田も本作のように、、、
ブラピ、ブラッカイマー、ハンス・ジマー、
ツェッペリン、ハミルトン、フェルスタッペン、
セナ、シューマッハー、
往年のスターを並べて、
こういう雰囲気で最後まで進むのか・・・
と思ってたら、
物語のギアが上がるのは、
鈴鹿の前、
モンツァのバックストリート付近。
そこから一気に加速する展開は、
それまでの情緒的な雰囲気から一転、
人間ドラマとレースの熾烈さが複雑に絡み合う。
ブラピ演じる主人公はルーザー。
単なるルーザーやレーサーではなく、自身の過去と向き合い、
未来を切り開こうとする人間としての葛藤を抱えている。
金でも地位でもなく、
ただ走りたい、
アクセルはベタ踏みで、
往年の名ドライバーたちが、
多くの観客が、
レースに、
人生に捧げた魂の輝きにスポットを当てている作品だ。
角田も本作のように、
ベテランレーサーのアシストでポイントを獲れないものだろうか。
トップガンで培われた「主役のおじさんをいかにかっこよく見せるか」がさらに強化された作品
ストーリーが単純。いまどきのF1では無理がある。でも、とにかくかっこいい!
モータースポーツが好きなので、レースを題材にした映画も、いつも期待してしまいます。「ラッシュ」や「フォードvsフェラーリ」のように実話ベースのドラマ仕立ての映画は、すごく良いと思いますが、エンタメ志向だと、主人公の車だけが急に速くなって、興ざめしたり、派手なクラッシュが見せ場になっていて、不快になることのほうが多いと思います。
この映画は、エンタメ志向だけど、そこまで酷くはない。主人公の車が速くなったのも、あまりリアリティはないけれど、ちゃんと理由付けがされています。クラッシュも単なるおまけじゃない。
ただ、ストーリーが単純だし、これまであったレース映画の焼き直しみたいな感じ。今の時代のF1を舞台にして、このストーリーは無理があるかも・・・
シミュレーション技術もほどほどで、レギュレーションも緩かった昔のF1と違って、今のF1は、資金力のない弱小チームが、トップチームと勝ち負けを競うほどの戦力を得ることは無理があります。主人公も昔スタイルのドライバーだし、例えば、1990年代のF1を舞台にしていたら、もうちょっと納得感があったかもと思います。
ただ、かっこいいですよね、この映画。F1の現場や、駆け引き、レーサー、スタッフの感情も描けていて、エンタメとしての仕上がりは良いと思います。ブラッド・ピットさんも文句なく、かっこいい。最初のデイトナのレースシーンは、椅子から落ちそうなぐらい度肝を抜かれました。
F1は格闘技だった?
技術的な面は完璧
演出、撮影など技術的な面は完璧。
ジョセフ・コシンスキーはマーヴェリックで会得した(?)、観客の生理に合った編集術で今回もめちゃくちゃツボを押さえた演出してる。観ていてとても気持ち良い。幕間のブラックアウトの長さすら完璧。
ただ、どうもドラマがドライバー2人に閉じている気がして、もう少し広がりを作れなかったのかな、とは思うし2人のドラマももうちょっと深みが欲しかった。敵チームの人なんて名前も出てこないくらいだしチームメイトとの関係性もおざなり、主役の2人もバックグランドなしに現在の行動原理を示されてもこう腹落ちしないっていうか、面白さが感動にまでは落ちていかないというか…
もちろんこれは脚本の問題だけど。
「フォードvsフェラーリ」とか「RUSH」とかもっと短い尺で濃厚なドラマを描いてる作品もあるからね。
マーヴェリックのジェニファー・コネリーもそうだけど、本作のケリー・コンドンも若すぎず自立しているヒロインで良かったよね。
ブラピの男気と色気がたっぷり詰まった2時間半だった。F1のレースシ...
カッコいい!
F1ってアメリカではマイナーモータースポーツ?
He is flying!
キャスティングがよかった。ブラピもちろん(ポケットにカード、左右違いのソックスがソニーのキャラクターと過去を想像させた)。グッチを愛するゴージャスなルーベン演じるハビエル・バルデム、ケイト役のケリー・コンドンはシャープでクールで熱くてよかった。そして、いやな役ではあったが、バニング演じたトビアス・メンジーズ!いかにもイギリス人俳優で、頬の縦しわといつも微笑んでいるような上品な目は絶対に忘れられない!Netflixドラマ「ザ・クラウン」のシリーズ3~4でエリザベス2世の夫、エジンバラ公フィリップ(壮年期)を素敵に演じてました(チャールズ皇太子役がジョシュ・オコナーで素晴らしいシリーズだった)。
音楽もレーシングカーのmusicもかっこいい爆音だったので、大音量で叫んでも全然大丈夫で嬉しかった!笑って叫んでドキドキして暑さと湿気もぶっ飛んだ~
ブラピにラブシーンは似合わないので、ない方がよかった。「ラッシュ」のロン・ハワードが監督したらどうなったろう?と夢見た。
おまけ
どうしてブラピを「いけおじ」とか言うのかわからない。年齢ってそんなに関係あるのかなあ。若くても演技が下手な役者はいる、でもこれからだね、と思えることもある。ブラピはとても苦労したと思います。若い時の彼は美し過ぎた。そこから脱却するのは、大変だったと思う。彼は決してすごいトロフィーを欲しがらない。ブラピの魅力は奥深くあたたかい。オヤジとかそんな言葉は要らないなあ、失礼ではないかなあと思います。
ほかはともかく映像と音響は最高
ノイズを蹴散らし‼️❓信じた道にトライ‼️❓
サイコーすぎて☆5じゃ足りないです
何がサイコーって全てです。
ストーリーも迫力あるレースシーンも登場人物もサイコーなのでした。
F1に基本的な知識しかない私でも楽しめたので、あまり詳しくなくても楽しめると思います。
ブラピ演じる主人公のソニー・ヘイズが自分勝手なヤツと登場させといて、過去に何かあった事、レーサーとしての実力もすごいけどそこには日々の努力や準備をしっかりしている事が描かれていてすごく魅力的なキャラでした。
それはブラピが演じてるからではありますけど。
1度も勝った事がないチームがソニーの影響でチーム内の意識が変わり強くなっていくという王道ストーリーではありましたが、それはそれで良かったです。
最終レースには予想外の感動の涙ポロリ。
音楽もとっても良くて、公開前からサントラをよく聴いていたのでさらに盛り上がって観れたと思います。
そしてなんと言ってもブラピのイケオジパワーが炸裂しているのです。
何であんなにカッコ良いん…何であんなにステキなん…なのですよ。
ラストのブラピがまたカッコ良すぎで、幸せな余韻に浸らせてくれています。
大大大満足だったのに貯まってるポイントを使ってIMAXの700円で観た事に罪悪感を感じてしまいました。
また観たいので次はちゃんと2,000円払って観ようと思います。
ポスターのプレゼントもとっても嬉しかったです。
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