映画「F1(R) エフワン」のレビュー・感想・評価
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実際に自分がF1マシンを運転している圧倒的な没入感に陥る作品。 本年度ベスト!!
観賞後に感じたのはF1って莫大なお金がかかるスポーツだって事(笑)
トヨタや一時期ホンダがF1から撤退したり。
理由はネットに書かれてるけどF1への高額な投資にメリットが無いのが本当の理由なのかも(笑)
ドライブシミュレーションが凄い!
全世界のレース場のデータが入っている感じで1度で良いからやってみたい。
お気に入りのロックな音楽も良かった!
ストーリーは王道系。
弱小F1チームに、かつての伝説のドライバーのソニーが加入しチームを優勝に導く感じのストーリー。
ドライバーの相棒、ジョシュアと2人で大会に望む感じ。
この手の作品はドライバー同士がライバル心からいがみ合ったりするけど本作では2人が意外と協力的だったのが予想外(笑)
ソニーも若手ドライバーのジョシュアにレース中に指示を出すシーンなどが良かった。
ピットクルーの女性リーダー、ケイト。
マシンの設計をする姿が格好良い!
ある仕事からチームに引き抜かれた理由も納得(笑)
ピットのシーンもなかなかリアル。
レースはタイヤ交換が勝負の分かれ道って感じが勉強になった(笑)
娯楽映画としてかなり楽しめた作品って感じ。
ラブストーリーは無かった方が良かったのかもと思いました( ´∀`)
史上最高のブラピ
25-084
スピード感、快音、そしてブラピのカッコ良さに浸る
ちょっと贅沢をしてIMAXで観賞
【物語】
ソニー(ブラッド・ピット)は確かな腕を持つレースドライバーだが、世界の各種レースに参戦しては、契約期間を終えると次の戦いの場に身を移していた。あるとき、デイトナ24時間耐久レースに参戦。優勝を置き土産にチームを去り、次に身を投じるレースを考えていた。
移動の準備をしているときに思わぬ男から声を掛けられる。かつて期待の新人レーサーとしてF1に参戦していたときのチームメイト、ルーベン(ハビエル・バルデム)だった。ルーベンは現在あるF1チームの代表を務めているのだが、苦戦しておりその年も前半戦最下位で折り返し、チームは売却される危機に立っていた。個人的にも膨大な借金を抱える状況にあった。
ルーベンは起死回生策として、その才能を信じるソニーにF1に復帰させようと彼を探して訪ねて来たのだった。ルーベンは才能溢れる新人ドライバー、ジョシュア(ダムソン・イドリス)に経験豊かなソニーを組み合わせることで最強チームが出来ると考えていた。かつて有望F1レーサーだったとはいえ、F1レーサーとしては常識外れの高齢になっていたソニーは躊躇するが、「走りたい」という自分の気持ちに懸けることを決意する。
突然の参入や型破りなやり方に、ソニーはチームメイトドライバー ジョシュアやチームスタッフの反感を買う。しかし彼の戦略と技術でチームはレース毎に順位を上げ始め、チームは変化し始める。
【感想】
期待通りの快作だった。
元々ボクシングとカーレースというのは映画と最も相性の良いスポーツだと思っている。ボクシング映画は言わずと知れた“ロッキー”が代表作品だが、それに限らず最近の作品でもほぼ例外なく心震えてしまった。俺の想像では、ほぼ素手の殴り合いに人間は本能的に強い刺激を受けるのではないかと。あるいは「倒れても、倒れても、立ち上がる」姿にお決まりでありながら感動してしまうのか。 一方カーレース作品も最近10年くらいで何作も観たが、これもほぼ例外なく感動。 俺が車好きということもあるが、こちらは非日常のスピード感と映画館に響き渡るエキゾーストノートが脳を刺激し、血を騒がす、のだと思う。 また、常に死と隣合わせ、命懸けで戦う姿も胸に迫るのかと思う。
本作もそんなカーレースものの魅力を存分に味あわせてくれる。IMAXをチョイスしたのもスピード感とエキゾーストノートを堪能したかったからだが、十分価値が有った。強いて言うと、エキゾーストノートは同じF1ものの“ラッシュ/プライドと友情”などと比較すると控え目だった気がするが、その代わりに本作はノリの良い効果音楽が常に流されていて、それが常に気持ちを高ぶらせるのだ。
これまで観て来たカーレース作品は過去の伝説的な出来事を題材にしたものが多かったのだが、今作は現代のF1を舞台にしているため、新たな知見として感心したことが有った。「F1の世界はこんなハイテクなんだ」と。なんとなく想像してはいたものの、今作では視覚的に技術陣、サポートチームがいかにハイテクを駆使してレースを支えているか見せてくれるので、素直に「凄い」と思った。「F1は金がかかる」という話は良く目にするが、「なるほど」と納得。
そのハイテクエンジニアリングチームの女性チーフを演じたのがケリー・コンドン。知的でクールな空気を纏った彼女がとても魅力的だった。出演歴を観ると過去に何度も観たはずなのに、これまではあまり印象に残っていなかったので、今作が一番良かったのだと思う。
そして、何と言ってもブラピが超絶カッコイイ。宣伝からして、そうは思っていたけど、想像どおり、男も痺れるカッコ良さ。 昔からカッコいいブラピではあるけれど、歴代の出演作の中でも特筆すべきカッコ良さだと俺は思う。
車好きとブラピ ファンは必見、そうでない人にも自信を持っておススメです。
ブラピとF1のかっこいい組み合わせ
マイティ・ソー
なにより62歳『イケオジ』ブラピかっこよすぎる!
「F1」観て来ました
映画館専用
定番ハリウッド映画的な展開だからこそ楽しめた
あまり車の事や背景が分からないですが気になり視聴しました。
ハリウッド映画としていつもの展開な感じだからこそ楽しめた作品と思いました。
字幕がフライングしている部分もあったり展開が予想できる部分も多いですが、
だからこそ安定した感じでワクワクしながら楽しめました。
スピード感ある映像が多く、レースのシーンはどれも臨場感があり迫力満点でした。
特に最終レースは手に汗握る展開で見入っていました。
また、車の事が分からない人向けの解説もそこそこあり助かりました。
知ってる人からは冗長で蛇足かもしれませんが、何も知らない人には良かったと思います。
ポップコーンはMサイズだと食べる時間が足りずに余してしまう感じでした。
ハリウッド映画定番の頑張ってる・努力しているシーン辺りで少しずつ食べる時間があります。
全体を通して見入ってしまう部分も多く食べるよりも見てる時間の方が多いです。
IMAX視聴前提で作られた様な作品
完成されたFIドラマに圧倒
映画によって座席のポジショニングを考えることもしばしば。この作品は前方中央がベストポジション。『トップガンマーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督によるスピード感満載、迫力満点の映像と音響。近年のカーレースを題材とした映画としては『フォードVSフェラーリ』『ラッシュ/プライドと友情』を上回るレースシーンを堪能した。
チームメイトJP役の黒人俳優ダムソン・イドリス、初見の俳優だけどめちゃめちゃ演技が上手く魅力的。今後の出演に注目したい。友人でありチームオーナー役のハビエル・バルデムは相も変わらず渋い。
レースシーンのみならず開発視点からのアプローチを盛り込んでいるのが興味深く、クルー達の躍動も臨場感あり楽しめる。主人公とチームメイトの関係性が最後まで緻密に描かれ、チームスタッフとの関係性も興味深い。
トレーラーに住みアナログなトレーニング、カードに運を任せるなど旧時代的なドライバーと、小綺麗な部屋に住みハイテクなトレーニング、ネット受けを意識するなど現代的な若いドライバーの対比をベースとして、若者の突っ走りとベテランの余裕のコントラストを見事に描き出している。そして自ら考えて答えを導かせるコーチング術の如く押し付けでない展開が、観客をも巻き込んでいるんだなと感心した。
また、通常であれば主人公の取った弱者からの巻き返しに必要な戦略は、これが並の映画なら競合チームの悪辣な作戦として、それを乗り越える的な勧善懲悪の有りがちな展開になるやもしれぬところ、見事裏をかかれ、生きた戦略として楽しめた。違反ってわけでもないからね。
F1史上初の黒人ドライバーとして数々の戦績を打ち立て、いまだ現役で活躍するルイス・ハミルトンが製作に加わっての裏付けのある物語は、完成されたレースシーンだけでない凄みをも楽しめる傑作だ。劇中でも実際のレースシーンの引用や現役ドライバーの実名での実況(日本人ドライバーの角田も)、主人公の若い頃のドライバー(セナ、マンセル、ピケ)の名前も出てきて、当時古館さん実況のF1に熱中していた自分としてはちょっぴり嬉しかったりもする。
近年のFIは結果くらいしか見ていなかったが、この映画をキッカケに首を突っ込んでみたくなった。
F 1 エフワン
鑑賞は昨日ですが、二日酔いの為、1日遅れました。
これを読んで下さる方、例え1人でも、新鮮な感想をと思ってるので、スミマセン。
さて、ブラッカイマー様製作の今作。
片道1時間をワクワクして、バイパスを爆走しました。
いつもの席に陣取って、映倫のパルクールにイライラする事、数分。
始まりました。
さてさて、作品です。
若さゆえの苛立ちを受け止めるブラピ様、素敵でした。
そして、若さゆえの苛立ちを過信に変えてしまう彼。
そして、悪く思われたくなくて嘘をつく、最愛の母親に。
分かります。
私も親に沢山の嘘を付きました。
叱られたくなくて。
見下げられるのが嫌で。
そこを描いてくれて、自分を見返しました。
監督か製作か、どちらの力量かは、私如きには分かりかねます。
『アンジェントルメン』もそうですが、ブラッカイマー様にハズレ無しです。
脇を固めるクルーも、素晴らしい。
セカンドの母親も、母親のエゴを見せてくれました。
あまり長い批評はしない様にしてるんですが、ブラッカイマー様愛で長くなりました。
男性諸氏、女性も劇場へ。
★半分マイナスは、最近の例に漏れないエンドロールの長さです。
歳とってもブラピはやっぱりカッコいいです。
カッコいいおじさんの代表みたいな感じでした。
映画の中で角田の名前が出てびっくりしました。現役レーサーの名前が!しかも今日オーストリアGP!
ストーリーはルーキーとおじさんレーサーに焦点があたっていますので単純かもですが
何が凄いって本当にレースを見ている様な映像と音!凄いです。思わず前のめりで見てしまいました。Dolbyだったので余計に良かったです。
F1ってかっこいいと誰もが思える様な映画だと思います。
最後まで飽きさせずに観せてくれる映画だと思います。
セナが亡くなる前のF1を思い出しました。
見ごたえのあるエンターテインメント
ケリー・コンドンすげえ
とにかく、ブラピがカッコいい
思ってたよりはるかに熱かった‼️
孤高の天才ソニー・ヘイズの魅力炸裂!
《IMAXレーザー》にて鑑賞。
【イントロダクション】
ブラッド・ピット主演。 かつてF1®︎(フォーミュラ1〈Formula One〉)レースの世界で天才と呼ばれた伝説のレーサーが、ランキング最下位の最弱チームを優勝させる為に復活する姿を、『トップガン マーヴェリック』(2022)のスタッフが再集結して描く。
製作にジェリー・ブラッカイマーとチャド・オマン、監督:ジョセフ・コシンスキー、脚本:アーレン・クルーガー、撮影:クラウディオ・ミランダ、音楽:ハンス・ジマーと豪華布陣が勢揃い。更に、現役チャンピオンのルイス・ハミルトンがプロデュースに参加。F1®︎全面協力の下、実際のレースサーキットで撮影された。
【ストーリー】
かつて天才と呼ばれ、伝説となっていたレーサー、ソニー・ヘイズ(ブラッド・ピット)は、過去の事故によって表舞台から姿を消し、耐久レースチームの助っ人として生計を立てながら、自由奔放な車中生活をしていた。
ある日、元チームメイトで現在はF1チーム“APX GP(エイペックス)”の代表を務めるルーベン(ハビエル・バルデム)から、自身の受け持つ最下位のチームを救ってほしいと依頼される。このままだと、チームは売りに出され、ルーベンは代表としての役職を失い、多額の借金のみが残るからだ。
チームに参加する事にしたソニーは、チームの若きエース、ジョシュア(ダムソン・イドリス)と対立を繰り返しながらも、チームを救うべく時に違反ギリギリのダーティプレイを、時に命懸けの作戦を駆使して、次第にチームを導いていくようになる。
【感想】
実に景気の良いスポーツ・アクション映画だ。F1®︎の全面協力に現役世界王者の監修、実際のサーキットでの撮影と主演のブラッド・ピットによる実際の運転と、とにかくリアリティの追求に余念がない。本作のタイトルロゴまで実際のF1®︎と同じロゴを使用するという徹底ぶりだ。
また、各国で開催されるレースをダイジェストながらも次々と見せつけてくるスケールの大きさは、本作の一流キャストと一流スタッフという超豪華布陣だからこそ成せる技だろう。
特に素晴らしいのが、オープニングでの掴みの鮮やかさだ。ソニーが耐久レースでチームを勝利に導いてからの、かつてのチームメイトからのスカウト。新しい戦場となるF1チームの紹介と、観客を物語世界に没入させる手際の良さが抜群で、一気に期待感を煽られた。よく、脚本術の指南書等でも“優れた作品は掴みから既に面白い”というのは定石だが、本作はまさにそのお手本のような出だしだった。
しかし、そんな序盤でのテンポの良さ、展開の面白さが災いしてか、中盤以降、特にクライマックスにはもっと劇的な展開を期待してしまい、若干の物足りなさと肩透かしを食らった印象。ソニーの勝利への卑怯な戦法等、序盤にレースを制する為の駆け引きの面白さを見せ過ぎてしまった為、最も盛り上げなければならないラストのモナコGPは、尺的にも物語的にも割と淡々としており、せっかくのチーム優勝もイマイチ乗り切れなかった。
中盤でソニー達が互いに意見し合ってチームワークを築く為に行ったポーカーであった台詞のように、中盤までで「強い手札を切り尽くした」印象。その為、中盤までヒートアップする一方だった熱が、鑑賞後には殆ど冷めてしまっていた。やはり、物語というのはクライマックスにこそ劇的な展開が必須なのだと再確認した。そう言った意味でも、クライマックスに怒涛の盛り上がりを見せた『トップガン マーヴェリック』と比較すると、本作のキャッチコピーである”地上版〈トップガン〉誕生!”は、些かオーバーに感じられた。
しかし、実際のサーキットでの撮影によるレースのリアリティ、座席カメラからのまるで自分もレースに参加しているかのような抜群の疾走感は、優れた環境での鑑賞に適しており、鑑賞料金分の価値は十分にある。
【孤高の天才、ソニー・ヘイズの魅力】
ブラッド・ピット演じるソニー・ヘイズというキャラクターは、彼のキャリア史上でもトップクラスに来る名キャラクターとなったのではないだろうか。
かつては天才として持て囃されながら、クラッシュ事故により表舞台から姿を消してしまう。生活費を耐久レースチーム等に参加して稼ぎながらも、特定のチームには属さず、車中生活を送っては次のレースを求めて旅をする。トランプゲーム好きな性格から常にトランプを携帯し、レース直前にはシャッフルした山札から選び取った1枚を御守りのようにポケットに仕舞うというルーティーンを行う。
若かりし頃は、頂点を夢見て走り続けていたが、事故により背中を負傷。診断書には“次、大きな事故をすれば失明や半身付随、植物状態に陥っても不思議ではない”と記載されながら、それでも彼は走り続けてきた。レースの最中、極限の集中状態で見えてくる、“全ての時がゆっくりと流れ、飛んでいるかのような感覚”を求めて。
作中でもケイト(ケリー・コンドン)からカウボーイだと指摘されるように、流れ流れて各地でチームを勝利に導いては、自身はその栄光に酔いしれるでもなく、新たなレース、新たな挑戦を求めて去っていく。彼の姿は、正しく現代のカウボーイだ。そんな彼の孤高の姿に痺れる。
ラスト、メキシコ・バハでの砂丘レースに参加する彼の生き生きとした表情が最高だ。世界一のタイトルを手にしても、彼にとっての挑戦はまだまだ終わらないのだ。それは、演じるブラッド・ピットが60歳を超えた今も尚ハリウッドの第一線で活躍し続けている姿と重なる。
ところで、ソニーが優勝後に確認したトランプには何が描かれていたのだろうか?ようやく手にしたF1王者の称号に相応しいK(キング)だろうか?自分がチームに呼ばれた順番として口にしていた9(ラッキー9)だろうか?
こうした考察をするのも実に楽しい。
【総評】
圧倒的没入感と疾走感、ブラッド・ピットの熱演とソニー・ヘイズという孤高の天才キャラクターの魅力が炸裂した本作は、まさに王道のハリウッド大作映画だ。
クライマックスの展開にもう一捻りとドラマが欲しかった感は否めないが、この贅沢な映画体験は劇場の大スクリーンで体感せねばならないのは間違いない。
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