映画「F1(R) エフワン」のレビュー・感想・評価
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F1に興味がなくても没入できる。惜しい恋愛描写。
F1という題材にはもともとあまり関心がなく、鑑賞もだいぶ遅れてしまいました。
しかし、実際に観てみると、予想以上に物語に引き込まれました。
ストーリーの展開はテンポがよく、全体を通して無駄がなく進んでいきます。
レースシーンではスピード感がしっかりと伝わり、音や映像の迫力も相まって、緊張感のある場面が続きました。
映画館で観ることで臨場感が一層高まり、画面の中に引き込まれるような感覚がありました。
登場人物たちのやり取りも自然で、ライバル同士の関係やチームの絆が丁寧に描かれていたと思います。
一方で、恋愛要素については少し違和感がありました。
チームメイトとしての信頼関係や友情だけでも、物語としては十分に成立していたように感じます。
互いに特別な感情を抱いていたとしても、「同じ志を持つ仲間」としての関係を優先し、自分の気持ちを抑えるような描写のほうが、より作品に深みを持たせたのではないかと思いました。
恋愛描写が入ったことで、作品全体のトーンがやや軽くなってしまった印象もありました。
F1に詳しくなくてもまったく問題なく楽しめる構成で、
競技への興味の有無にかかわらず、幅広い層が楽しめる作品だと思います。
当たり屋…?
ひさしぶりに映画館に行きました。
映画のサイクルがはやくて、この作品も人気のはずですが公開一月前後で、もう1日1回上映になってました。
1stデーもあるのかもしれませんが、座席はほぼ満員で、とくに中年層が多いという感じもなかったです。
映画自体は間延びしたシーンもなく、外国人から見ても、外見、人種、年齢などで登場人物がわかりやすく配役されているのはポイント高いです、
ある意味で職場のドラマでもあり、どの人物にも親近感を感じるため、チーム内の士気が上がっていくところにもムリなくこちらも没入できました。
全編カッコいい曲が流れていて、テクノロジーも満載。シミュレーションもレースシーンも酔うようなカメラワークにせず、終始「飛んで」いるようで爽快です!
ただ主人公の過去で、挫折、離婚、ギャンブルの話も出ていたので、もうすこしだけ掘り下げてもらえたらもっと共感しやすくなった気もします。
とくにブラピなら、某トムさんよりは微妙な機微も描けたのではないかなと、ちょっと味気ない感じです。
そこがわからなかったため、最後のべつのレース参戦も5分程度の別撮りは必要だったかなと疑問にはなります。タイトルどおりF1でフィナーレのほうが、観客はハッピーだったのでは…
あとは、戦法や本当にギリギリを攻めている部分もあったとはいえ、セナのコーナーへのクラッシュをおそらくリアルタイムで見ていた身としては、どうしてもモヤモヤしてしまいました。
あんなにクラッシュシーンがあって、たぶん安全第一を掲げているはずのF1側もよくOKしたなという気持ちです。なにかあればすぐレギュレーション変更もあるはずですし、やっぱりほかのチームからは危なすぎて抗議、参加不可になってもおかしくないのではと、まじめに見てしまうところもあって、ややモヤモヤはします。
そんなタルい映画じゃないのはわかるんですけどね…
そのあたり考えなければ、爽快エンタメの秀作です。音響もいいですし、これはぜったい映画館で!
異空間ならではの体験
リアリなレースシーンをふんだんに盛り込みF1の魅力を存分に描く。
落ちぶれた中年プロドライバーだが、ブラピなのでめちゃカッコいい点を差し引いてもかなりのプラスがあるのだが、その点は目を瞑ってもリアルなレースシーンの連続が私の心臓の鼓動を昂らせた。
また新人との関係や他チームとの駆け引きなど勝つことへのこだわりと情熱をしっかり見せる事で観てるこちらの鼓動も高鳴った。
また密閉された運転席から見える世界(異世界)を視覚と聴覚が研ぎ澄まされた異空間(スクリーン)で鑑賞できる喜びを感じた。
ハリウッドクオリティ
f1好きなら見るでしょ😃
あまり期待しなかった分
その反動でめちゃ楽しめた!
何せブラピが本当に運転しているのが凄い!!
現役レーサー達がちょいちょい自然に出てくるのも良かった。
ハミルトンがプロデューサーとして多大に参加しているのも嬉しかった。
お話そのものはそんなに複雑ではないが、毎回毎回ありえないレース展開が映画やなあとニンマリ😊
しかも音楽がとても心地よい。
シルバーストーンでのクイーンには震え過ぎた(笑)
アブダビ始め海外でのf1への投資額は半端ない。
日本がいかに地味かが浮き彫りに...
やはり地上波で見れない日本は寂しい限り。
DAZNの解説でお馴染みの中野信治氏の名前がエンドロール後に目にしたのが地味に嬉しい。
もっともっとf1の話題を友人としたいのになあ。
ブラピもトムと共にいつまでも私たちを楽しませてくださーい❣️
ブラピのスター性❗️
あの年齢でF1レースのドライバーはないだろと思ってもブラピならばの説得力❗️
ストーリーはまさに王道、弱いチームが反発し合いながらも一致団結し勝利する。
とにかくめちゃくちゃな予算とワールドワイドなスケール❗️
劇場のスクリーンと腹に響く音❗️
出来たら4DXで観たかったけど…。
配信では味わえない臨場感❗️
私もこんなオッさんになりたいなと思いました!
私もオッさんなので、オッさんがカッコ良い映画は大好きです!トップガン-マーヴェリック-のスタッフが造ったということで期待してましたが想像以上でした!F1にも車にも全く詳しくないですが、レースにこんな駆け引きがあるのかと思いましたし、とにかくF1に乗っているかのような映像の迫力がすごかったのでそれだけで観る価値あります!チームも観客も誰も認めない一人のオッさんドライバーがチームの信頼を得てチームがまとまり観客も応援しだすという、バラバラだったチームが優勝するというもう目標に向かっていく姿は、私も会社で言うことの効かない部下達をこんな風にまとめてみたいな!と思わせてくれる映画でした!勉強になりました!
F1の魅力を伝えている見ていて楽しい映画
タイトルの通りである。この映画はF1の魅力をちゃんと伝えている。正直ストーリー展開は、テンプレートさながらである。
こちらも安心して見られる映画。
主人公がどん底から立ち上がる。幾多の葛藤。そしてヒロインとのつながりそして栄光。まさにテンプレート。
しかしながら見せ方がうまい。飽きが来ないよね。
F1のスピード感や迫力も充分伝わっている。
見ごたえは充分。
これは女性でも見られるんじゃないのかな。
普通あんな簡単にF1で優勝はできないけど映画ならあり!
細かいストーリーについては他の方が書いてくれると思うので書きませんが、とにかくスピード感があって空きが来ない。それこそトップガンみたいな映画が見たいなぁと言う人にはオススメ。
安心安全に面白い
まさに方程式通り、面白い。はじめのデイトナのレースでまずは、ヒト盛り上がり。なかなかやるなあー
このミドルおじさんドライバー、ブラピ、いい顔してますわあ、ナイスミドル!あとは高校野球漫画みたいな展開。ボロボロ弱小貧弱レースチームが、ブラピおじさんの加入で段々とジョジョに強く、闘う集団になってくる話。最初の方のインタビューで最強フェラーリの総監督がこのチーム気になりますか?と聞かれ、いや、全く。と答えたのが笑笑笑笑笑でした。あと、トップガンも同じでしたが、ヒロインが熟女。えーまじか!と
見てる観客層を昭和に設定???なのでしょうか
ムフフシーンもそーか、熟女なのにそーなのか
自転車🚲でチリチリ来たとこから、怪しいなあとは
おもてましたが、、、、、。まあ、音楽とエンジン音、破裂音、マイクの指示、カメラの位置なんかもすべてリアルないい感じで、ガンガンノリノリで進みます。
音楽もいーすよねー。ブラピかっけー。
ずるいよ
地を駆けるスター
トム・クルーズと双璧を成す、誰もが納得のハリウッドスター=ブラッド・ピット。肩肘張った常に全力24時間ONのトム・クルーズとは対照的に、優雅でリラックスした印象です。哀愁すら帯びてきているその背景には、アンジーとの泥沼離婚も少なからず影響してるのではと邪推してしまいます。
しかし、還暦を迎えてもなお主演を張って、未だに色気を放っている事実が信じられません。セブンなどでギラついた若手だった彼も、今やルーキーを導く役回りに。時代の流れを感じながら、そんな過去など振り返る暇を与えずマッハで駆け抜ける本作は単純で爽快なザ・ハリウッドムービー。IMAXで観れなかったことが悔やまれます。スーパーマン?ファンタスティック・フォー?鬼滅?後続の映画に場を奪われて、IMAX上映期間もあっという間に駆け抜けるなんて、聞いてないよ!(笑)
これは、ただのレース映画じゃない。──華やかさの陰で命を削る男たちの物語。
F1って、正直あまり知らなくても、この映画を観れば「なぜ世界中が熱狂するのか」がなんとなく分かる。
それくらい、映像と音が圧倒的だった。
マシンの振動、コーナーへ突っ込むスピード感、エンジン音のうねり。
すべてが身体にまで響いてくるような臨場感で、まさにスクリーンに吸い込まれるような感覚。
IMAXで観たこともあって、コクピットの中から観た景色に思わず息を呑んだ。
そして何より、ブラッド・ピットが演じる“ベテランドライバー感”が見事で、余裕と貫禄、過去を背負った男の哀愁、でもどこか少年のような危うさも残していて、終始、絵になる。
ただ、物語としての展開はおおむね予想の範囲に収まり、恋愛や経営問題のサブストーリーも広がりきらず、やや浅めに感じた。
テンポも後半にかけて緩やかになり、長尺ゆえのだるさも否めない。
それでも、F1という華やかな舞台の裏にある「孤独」や「覚悟」みたいなものはしっかり伝わってくる。
実際のレース映像を使っているだけあって、現場の“温度”が感じられるリアルな空気感もあった。
スポーツ映画というより、“F1という世界で生きる人間たちの群像劇”といったほうがしっくりくるかもしれない。
そして何より、ブラピのかっこよさに、惚れ直す覚悟を持って観てほしい。
• 世界へ入り込む度:★★★★☆
• 感情ゆさぶられ度:★★★★☆
• エネルギー消費度:★★★☆☆
• 配信でも観ます度:★★★☆☆
• 人にすすめたい度:★★★☆☆
【制作エピソード】
ジョセフ・コシンスキー監督によれば、伝説のドライバー・ソニー役を務めたブラッド・ピットは、F1マシンを実際のコースで操るために通常3〜4カ月の厳しいトレーニングが必要とされる中、初期段階から優れたドライビングセンスを発揮していたという。監督はその理由について、日頃からオートバイに乗っていた経験が、車の運転感覚にも好影響を与えたのではないかと語っている。
レースシーンは合格、あとは及第点
だいたい予想通りの展開で話は進んでいくのだか、レースシーンは流石に現代的で迫力がある。ブラッド・ピットの駆引きに、え?こんなレースばっかりなのか?と疑問を感じつつもまあまあ納得の結果。
トレーニングの場面はロッキー4を彷彿させたりするけど、ストーリーはいたって普通。
でも映画館でお金払ってスクリーンで観るべき映画ですね。
非常によくできた映画
最下位のポンコツチームにベテランドライバーが加わり衝突を繰り返しながら勝利をつかむ話。
無数の映画職人によって丁寧に作られた見事な作品だった。
トップガンと同じスタッフによる作品だけあって、本当によくできている。シーンの一つ一つに意味があり、キャラの一人一人に心があるのがよく分かる。
またF1シーンのディティールがとても凝っていて、そこも面白かった。
主人公のディティールが良い。細かい動作一つ一つに意味を感じられる。
新人の黒人ドライバーも良い。よくも悪くも現代人らしく表面的な新人が切磋琢磨していくうちに考えを改める様は良かった。
そして衝突や失敗をしながらチームが一つになっていき最後にガチッと噛み合うのも良かった。
主人公の心情や行動やチームのあり方として、トップガンの方が面白かったけどこっちも十分面白い。オススメできる映画だった。
レースの醍醐味が感じられる
60越したオッサンがF1で優勝してしまうという荒唐無稽な話ながら、F1チームが持つ研究施設や練習施設は、おそらく実際に近いものが使われていると思われ、F1という競技の凄みを感じた。ピットの臨場感を感じさせる映像や、タイヤ温度を常にチェックしながら指示出しするレースシーンなどF1を楽しく知る事ができる。素直じゃ無い若造レーサーがもうちょいカッコ良いとバランス取れて良いのだが、ブラピが際立つ名作。
F1のルールを知らなくても楽しめます
公開から一か月たってようやく鑑賞。
もっと早く観ればよかったと後悔するほどの快作でした。
とにかく鑑賞後の高揚感が凄かったです。
主人公がぶっちぎりで一位を取る単純なレース物ではなく、F1のルールを逆手にとって反則ギリギリのきわどいやり方でチームメイトをサポートするという戦略的な戦い。
色々なF1のルールを全く知りませんでしたが、鑑賞中は分かったつもりで楽しめました。
いつまでもカッコいいブラピですが、年齢的にはもう初老に差し掛かっており、劇中でもじいさん扱いされるのを見て月日の流れを感じましたね。
そんなブラピが演じる主人公が30年前に叶わなかった目標に立ち向かう様は感涙ものでした。若手に勝利を譲ろうとした心意気もカッコいい!
8月にIMAX版が再上映されるという事ですので、勿論絶対見に行きます。
タイトルなし(ネタバレ)
一言で言えば、何もF1を知らない人向けの見栄えを良くした宣伝用映画である。
とにかく内容がスカスカである。能力はあるが、粗野な中年のアメリカ人がF1に挑戦します!と言った内容であるが、その時点で全くもってリアリティがない。というよりも、そんな脚本では演技においてリアリティの出し様がない。
マジレスすると、最初はドンケツだったチームにおいて最後にブラピが最終戦でF1初勝利を挙げるのだが、そもそもF1で1勝できるマシンを製造できるだけの資金があるなら、なぜ最初最下位やったん?その状況にした責任者はクビと違う?といった感じで疑問しか残らない。また、近接戦用のマシンにエアロを変更して、成績良くなりましたというくだりもあったが、それで解決するならリアルでどのチームも苦労せんわ!と叫びたくなった
肝心の人間関係も、若いドライバーと最初は揉めるが、最後には仲良くなる、チームのメカニックの責任者の女性と恋仲になるといった何処かで見たことのある展開がくり広げられており、特に見るべき所はない。
レースシーンはヒドイ。わざとぶつかりにいったり、障害物にぶつけて味方のタイヤ交換の時間を稼いだりと、本当に行うと即ペナルティでクビになる様なことをたくさんやっており、見ていて萎えた。
映像については、特に何も感じなかった。F1の迫力を感じたければ、この映画よりも、YouTubeに上がっているオンボード映像を観たほうがはるかによい。30年以上前のアイルトン・セナのドライビング動画の方が余程感動すること間違いなしである。
まとめると、長所のない宣伝映画である。それっぽい映像やストーリーを求めるならよいのかもしれないが、そうでないなら見なくてもよい
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