劇場公開日 2025年6月27日

「モータースポーツ映画史に残る名作」映画「F1(R) エフワン」 映画で感性磨くMANさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5モータースポーツ映画史に残る名作

2025年7月14日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

斬新

ブラッド・ピット主演作品で個人的ベストを更新した。
映像、演出、音楽全てにおいて満点と言える作品。
初老レーサーが才能と未来がある若手レーサーとチームを組み、ぶつかり合いながらも倒産間近のレースチームを復活させる一発逆転物語。
全編ハラハラさせられる展開の連べ打ちで、常に全身に力が入り、上映後どっと疲れが押し寄せて来た。
沢山のレースシーンが用意されているが、全てのレースに見所があり、迫力と没入感が「この先これを超えるレース映画は観られないのでは?」と思わせる程の衝撃。
各レース開始時に毎度椅子に深く座り直し、深呼吸させられる程の緊張感があった。
映像と音楽については是非とも映画館で鑑賞して欲しいし、IMAXで鑑賞可能であれば強くオススメします。
演出は一言でいえば”お洒落”だった。
例えば、
あえて言葉では話さず、キャラの目線や距離感で心情を演出する手際の良さ。
一般的に左から右に進む場合、未来や希望を演出、右から左はネガティブな演出として使われるが、今作も冒頭チームに主人公が合流する時は右から、後半に期待と希望に満ちて合流する時は左から。
女性エンジニアとしてプライドと固い信念を持ってるヒロインがバルコニーに出て来た時の一瞬の乙女演出。
カット割や音楽のタイミングなど、あげ始めたらキリがない。
OPやEDもトップガン•マーベリックの監督なだけに似たようなお洒落な演出がされていた。

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