劇場公開日 2025年6月27日

「世界一“絵になる男”」映画「F1(R) エフワン」 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5世界一“絵になる男”

2025年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

今度のプラピは、ちょい悪でイケオジでカッコ良くて、と
なんともタイトル含めて月並みな言葉を並べてしまいました。
私はビビりで高速道路を走ったことがない、
時速300キロ超えのスピードで、1時間半走るって、
コックピットで数十秒息を整えるったって、
極限の集中力と、脳と心臓、筋肉への負荷は想像も付かない。

F1も、ルマン24時間レースも、公道1000マイルで
競われる「ミッレミリア」も、みんな映画で知った。
「フォードVSフェラーリ」「グランツーリスモ」
「フェラーリ」
この映画は王道過ぎるほど王道だけど、だからすごく良かった。

「F1(R)エフワン」のソニー役のブラピは、
かなりユーモラスなシーンが多い。
第一に、レーシングカーに搭乗した顔は、頭と首と顔の骨を守るための
レーシングヘルメットを被ると見事に圧縮して、顔が皺寄せられる。
(新型の小型化したカメラなの、実際に走るレーサーの表情は
多分はじめてじゃ?)
トム・クルーズがプロペラ機の風圧を受けて、皮膚がプルプルと
揺れてたのを思い出しちゃった。

STORY
30年前にF1で事故って大損害を与えて第一線から消えたレーサーの
ソニー・へイズ(ブラッド・ピッド)は、
旧友で元チームメイトだったルーベン(ハビエル・バルデム)に
最下位で弱小チーム・エイペックスでF1に復帰しないかと誘われる。
ソニーは過去には伝説のレーサーだったが、婚約破棄、2度の離婚、
そして大借金を抱えて自己破産した過去があり、今は車上生活で、
様々なラリーを転戦して暮らしている。

FIのフォーミュラ・ワンのレーサーとは、世界各国のサーキットを
転戦して戦う。
ノミネートは一社で2台✖️10なので走るレーサーは20名。
F1レースは通常、305kmの距離を走る設定で、300キロ超えの速度で
53周〜78周などサーキットにより変わる。
90分はピッド入り以外は走り続ける。

復帰したソニーは若手スターレーサーのJPことジョシュアの
反発と抵抗に合い“ポンコツとか高齢者呼ばわりされる。
が、
ソニーの日々の努力や勝利への拘りで、最下位争いのチームは
少しづつ順位を上げて行く。
正直言って、ソニーのレース運びは、やんちゃ過ぎる‼️
車線は譲らない、車体の側面に当てる、もう反則スレスレ‼️
でもカリスマの指示は的を得ていて、チームは次第に
団結して行く。

予期せぬアクシデントも、ドクターストップもアリだけど、
最高の結果が待っている。

ケイトとの刹那的な愛も、61歳でもブラピなら
少しも不自然ではない。
ホテルの部屋にそっと飾られた息子の写真・・・
“さよならだけが人生さ”みたいな男のロマン。
長く愛される映画になるだろう‼️

★アブダビ(アラブ首長国連邦)の
ヤス・マリーナ・サーキットは格好良かった。

琥珀糖
大吉さんのコメント
2025年6月28日

コメントありがとうございます。
鈴鹿サーキットは、本田宗一郎さんが田んぼを潰してはいけないと言って、山や丘のところに作ったので、起伏のある良いコースになったんだそうです。F1は去年から春の開催になったので桜満開🌸の中でのレースです。

大吉
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