「デイズオブサンダー以来」映画「F1(R) エフワン」 ハッセルホフさんの映画レビュー(感想・評価)
デイズオブサンダー以来
レースものでこんなに興奮して感動したのは若いころに観たデイズオブサンダー』以来。
主人公ソニー(ブラピ)が冒頭デイトナ24時間レースに登場してトップを走るクルマにビタ付けパッシングした後にぶち抜き優勝するシーンからしびれた。
その優勝トロフィーを「運が逃げるから」と受け取らないソニーは30年前F1でセナやプロスト、マンセルといったレジェンド達と接戦を演じてきたレーサーだった。
そんなソニーをF1に誘うルーベン(ハビエルバルデム)の演技が素晴らしい。ルーベンは元F1パイロットでソニーの盟友だった。
「レースで死ねたらそれでいい」と言うソニーにルーベンが「俺たちは勝てないんだぞ」と顔を近づけて言うシーンでは目頭が熱くなった。
ブラピが出てるからロマンスがあるだろうと思ってたらチームの美人マシン開発者とちゃんとあったんで安心したw
ベテランのソニーが新人の黒人ドライバーのジョシュア(JP)を感化させ成長させていく様子が良かった。
観客の前でポーズをとるJPに「負けたのになんでそんなことをしてるんだ」
いつもスマホで自分のことを気にしてるJPに「客やマスコミなど雑音だ。レースに集中しろ」
そんなJPがソニーのようにチームメイトとコース上をランニングしたりマスコミの取材を断ったり(罰金アリ)するようになる。
レース映像はド迫力で最新のF1のテクノロジーやF1パイロットの強化シーンも見れて良かった。
でもパドルシフトは絵柄的にイマイチだと思った。
やはり昔のようにシフトレバーチェンジとクラッチワークをするシーンの方がワクワクするのはオジサンかな。
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