「みんな宮﨑駿に甘えていた」羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来 Kaori Krisさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 みんな宮﨑駿に甘えていた

2025年11月22日
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目が追いつかなかった。

このアクションシーンを実現するのに、一体どれほどの努力をしたのだろう??

大谷翔平は、かつて「憧れるのをやめよう。」とチームメイトに語った。
同じことが、中国の制作の現場でもあったに違いない。

ストーリーの運び方、キャラクターの作り方に至っても
誰もが理解しやすい万人に訴える力のあるものになっている。

そして、これがなかなか自由な作品を作るのが難しい中国で作られた、ということも驚きだ。
中国にも政治家をはじめいろんな人間がいるとは思うが、そこを超えて「共存」に未来を見ている人たちがいるということに心が動かされた。

日本のアニメの世界は昭和の巨人のような巨匠たちに甘えていたのかもしれない。日本のアニメが1番だ、素晴らしい、これこそが名作だ、と甘えているうちに、完全に追い越されてしまったのかもしれない。

私はアニメにそこまで詳しくないのでそう感じたが、昔からアニメを愛してやまない人たちはこの作品を見てどう感じたのだろうか、、、?

Kaori Kris
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