「今回はX-MEN2?ずーっとおもしろくて、もう一回観たい!」羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来 とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
今回はX-MEN2?ずーっとおもしろくて、もう一回観たい!
こんなのみんな好きでは?!冒頭からダレないテンポの良さが光って、誰もがアツくなれるスピーディな超能力バトルにも磨きのかかった(アニメ映画は壊してナンボですから!)、あたたかなお祭り映画で目も心も満たされる大満足。大満足特盛アクションや王道にアガる描写満載の続編として、しっかりとパワーアップしていたX-MEN2。アクションの見せ方も風呂敷の広げ方も上手い。妖精よ、これが人間の描いたアニメだ!
人間の醜さや身勝手さ=「共存」という前作から一貫したテーマから、環境破壊の次は戦争?そして、本作における物語上の実質的な(裏)主人公はルーイエだ!真実を追う冤罪逃亡者モノ&軟禁が並行して描かれる全面戦争の危機に、期待を裏切らない激アツ展開!前作の師匠に代わり今回シャオヘイと珍道中する過去アリのクールビューティーがいて、間違いなくイメージカラー赤色な熱い男(ファスベンダー若マグニートー)がいて、飄々としたキツネ目がいて…と推しキャラが増えた。ばかりか、クライマックスにはお決まりの"予期せぬ援軍"パターンも見られて大満足!!からの、最後は特訓モンタージュでブックエンド。
バディものとしてのアツさも!肝心の我らがシャオヘイは、スポーツ漫画の強豪校ばりの重石?からの、リミッター解除で白髪モード解禁するのは、髪の色が変わるという視覚的変化込みにドラゴンボールで言えば超サイヤ人、幽遊白書の飛影で言えば「邪眼の力をなめるなよ」でこれまたアガる。こんなの師匠もきっと2個目のアイスクリーム買ってあげるよね。
マグニートー(イアン・マッケラン)ムーブな無限チートすぎて、逆にアガる振り切れ最強描写。マジ1人で一国滅ぼせる(時代柄がなんでもロシアに見えてくる)?今回の無限師匠は、実写映画で言えば最後に出てくる「AND(止め)」ポジションで、あるいはスタローンなど大御所アクションスターが作中終盤にやっと重い腰を上げて少し活躍するくらいの客寄せパンダのパターン(あるいは封印された五条悟)にもなりそうだったけど、後半はちゃんと大活躍してくれて大満足。そうだよな〜、前作であんなに苦労していたのはあくまで領域展開されていたからだもんな。3作目があったら、なんだかんだみんなに思われ慕われる師匠が最強スーパーマンになった理由が描かれるのだろうか。
一度座ったら動けなさそうな骨抜きクッションはじめ、めちゃくちゃ居心地良さそうな家でみんなナタ様Tシャツ(略して"ナタT")に染まっていく…。NAZA*ナタ様Tシャツちよっとほしいかも!あと、自分のゲームソフト(というかゲーム自体?)で初めてプレイした人に負ける悔しさは、子供時代にゲームの上手い友達の家に格ゲーソフト持って行ってその日の内に自分が負けるようになった記憶を思い起こさせた…。
※"お祭り映画"とはこの場合、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のように多くのキャラが入り乱れてはそれぞれに活躍する場が入れ代わり立ち代わり用意されていて、観客に余計なことを考えさせる隙を与えず駆け抜けては、人々の心を無条件で掴めるような映画のこと。
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
